ブックタイトルTSUMURA_CSR_2013

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漢方医学漢方医学は、古代中国の医学が、5 ? 6世紀以降に日本に伝わり、その後1,400年以上の年月をかけてわが国で独自に発展した医学であり、中国における伝統医■漢方医学の起源オランダ事業概要学とは異なった医学です。江戸時代に体系化されたもので、オランダから入ってきた西洋医学が「蘭方」と呼ばれ、それと区別するために日本の医学を「漢方」としたことから、漢方医学と呼ばれるようになりました。中国起源の伝統医学は、中国では中医学、韓国では韓医学と呼ばれており、起源は同じながら、漢方医学中国起源の伝統医学中医学韓医学漢方医学蘭方漢方とはとは異なった医学体系を形成しています。また、それぞれの医学で処方される薬剤は、漢方医学においては「漢方薬」、中医学においては「中薬・中成薬」、韓医学においては「韓方薬」と呼ばれています。漢方・生薬事業処方の選択(風邪の場合)漢方治療の特徴として、患者様個々の体質や病気の状態等にあわせて、さまざまな薬を使い分けます。これが、漢方がオーダーメイド医療といわれる所以です。例えば、風邪の場合は、体力、罹患時期(病期)、症状(熱・鼻水・ふしぶしが痛い・咳)等によって、患者様の状態を総合的に判断し、薬を使い分けています。急性期亜急性期回復期胃腸TJ-27麻黄湯TJ-109小柴胡湯加桔梗石膏悪寒、発熱、頭痛、関節痛、咳扁桃炎ふTJ-9小柴胡湯TJ-1つ根湯食欲低下、弛張熱う悪寒、発熱、頭痛、頚部こりTJ-10柴胡桂枝湯TJ-29麦門冬湯TJ-19小青竜湯発熱、悪寒、身体痛、食欲低下咳込み、痰なし鼻水、くしゃみ、鼻閉、水様痰、咳TJ-91竹?温胆湯弱TJ-45桂枝湯咳、不眠い発熱、頭痛、発汗、関節痛弱きTJ-41TJ-127麻黄附子細辛湯補中益気湯いわめ悪寒強い、四肢疼痛、咽痛TJ-66参蘇飲てTJ-70香蘇散長引く風邪虚弱体質、うつ状態易疲労感(松田邦夫監修「かぜ症候群の漢方治療のABC」より)体力の度合い、病気の進行(回復)にともない薬が変わります。病気がよくなっていても、薬が変わる場合もあります。人的資本政策環境資本政策コーポレート・ガバナンス服用について漢方薬は、西洋薬と比較して、含有成分の数、効果の持続性など、さまざまな点で異なります。服用時期は原則として、食前または食間の空腹時です。漢方薬は、食べ物との相互作用を避けるため、食前・食間の服用が推奨されています。漢方薬と西洋薬を併用することもありますが、組合せの中には、使用禁忌あるいは併用注意のものが存在することを忘れてはなりません。漢方薬には副作用がない、とよく言われますが、これは間違いです。漢方薬は医薬品であり、副作用があります。また、症状や体質などにあわない薬を服用したり、大量に服用すると、予期せぬ症状が起きる可能性があります。用量・用法を厳守するとともに、医師や薬剤師の指導を受ける必要があります。コーポレートレポート2013 14