ブックタイトルTSUMURA_CSR_2013

ページ
22/60

このページは TSUMURA_CSR_2013 の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

TSUMURA_CSR_2013

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

TSUMURA_CSR_2013

生薬トレーサビリティ体制漢方製剤の品質を維持するため、最も「川上」にあたる原料生薬の栽培段階から、製造・出荷、流通まで、一貫した生薬トレーサビリティ体制を実現しています。「川下」である全国の病院・医院、調剤薬局などに、患者様の視点に立ち医療用漢方製剤の適正使用と安全性情報の収集・提供を行っています。中国日本・ラオス生薬情報チェック品質情報チェック製造情報チェック流通情報チェック1栽培2調達3品質管理・製造4流通生薬生産地産地会社関連会社契約栽培団体夕張ツムララオツムラ深?津村受入・品質管理石岡センター上海津村分析センター茨城工場静岡工場物流センター(東・西)代理店病医院・薬局患者様2004年度から生薬トレーサビリティ体制の確立に向けた活動を進め、2010年にその体制が整いました。生薬トレーサビリティ体制とは、生薬生産地から生薬加工専用工場に納入される各段階で、生薬の栽培や加工調製、流通保管などの記録を収集・保管し、情報の追跡と遡及を可能とする仕組みです。この仕組みにより、追跡・遡及可能であった漢方製剤の製造工程、流通過程の履歴情報に加え、医療機関から生薬生産地まで全履歴情報の追跡・遡及が可能となりました。原料生薬の栽培化技術開発および実生産化持続的かつ安定的に必要な量の原料生薬を確保するため、自社管理圃場の拡大などを通じて生薬の100%栽培化を目指しています。現在、中国では中国医薬保健品股?有限公司(以下、中国医保公司)や関連する研究機関と野生品の栽培化に関する共同研究を実施しています。日本では野生品の栽培化研究のほかに、北海道を中心に生薬の収量向上や品質の安定化のための研究を行っています。生薬の栽培化が進み、野生品のみに依存する生薬は少なくなってきました。今後も栽培化を推進し、安全な生薬を安定して確保していきます。カンゾウ甘草の大規模栽培の推進甘草は、約7割の漢方製剤に配合されている重要な生薬ですが、そのほとんどは中国北部の乾燥地帯に自生する野生品に依存してきました。2001年度から10年間にわたる中国医保公司、北京中医薬大学との共同研究の成果として、日本薬局方の規格に適合※した甘草の栽培技術を2011年度に確立しました。今後も栽培規模拡大のため、収量の効率化や改良などの検討を進めていきます。※日本薬局方の規格に適合:医薬品の原料としては、この規格に適合することが必須条件であり、甘草の場合は、「主成分であるグリチルリチン酸含量が2.5%以上」が条件となっているニンジン人参の栽培基地確立中国吉林省白山市政府と2011年10月、人参の共同開発などを進めるため協議書を締結しました。白山市は中国における人参の主要産地であり、人参の栽培・品質管理・生産管理の知識・技術を提供することで、大規模人参栽培基地の確立を目指しています。人参に関連する産業による地域発展も期待できます。甘草栽培地(中国)人参栽培地(中国)21コーポレートレポート2013