ブックタイトルTSUMURA_CSR_2013

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TSUMURA_CSR_2013

残留農薬・微生物・重金属の管理残留農薬原料生薬や漢方製剤の全ロットについて、各国薬局方で規定されているものをはじめ、注意が必要な農薬について残留農薬分析を実施しています。現在では、日本および中国で生薬栽培に使用されたすべての農薬を網羅する新しい分析方法を開発し、管理を行っています。生薬中には多種多様な成分が含有されています。生薬中にごく微量に残留する農薬を分析するためには、農薬だけを効率よく抽出して分析する工夫が必要であり、当社はその試験技術を独自に開発しました。微生物エキス粉末および製剤の全ロットについて、日本薬局方収載の微生物試験に準拠した検査を実施しています。生薬中のさまざまな成分が微生物の検出を妨害するため、独自に開発した技術を用いた検査を行っています。重金属現在、カドミウム、鉛、水銀等の重金属やヒ素などを日本薬局方に定められた比色法※により分析しており、より安心できる漢方製剤を供給しています。本法に加えて生薬の安全性を確保するために、最新のICP-MS※法を用いた個別金属分析を実施しています。※比色法:いくつかの重金属を総量として測定する方法※ICP-MS:誘導結合プラズマ?質量分析計放射性物質微生物試験(分析センター)2011年3月の東日本大震災にともない発生した原子力発電所の事故により、新たに放射性物質の試験管理体制が課題となりました。これに対して、同年12月13日付、厚生労働省より通知が発出され、日本製薬団体連合会が「生薬等の放射性物質測定ガイドライン」を策定しました。当社は、このガイドラインに従い、原料生薬や漢方製剤および水(製造用水)の安全性を確認し、品質を管理しています。品質試験(茨城工場)製品の供給責任と物流品質の向上物流センターの取り組み製造現場と顧客をつなぐ物流は、製品の供給責任を果たす医薬品製造業にとって重要な位置付けです。埼玉県、兵庫県にある東西2ヵ所の物流センターでは、お客様へのサービス向上や災害時のリスク回避に努めており、品目ごと約2ヵ月の在庫を保持しています。物流センターでは、入庫から出荷までの各工程で製品の検品を実施するなど物流品質の向上に取り組んでおり、加えて医薬品専門配送の取引先との連携により高品質の製品供給を実現しています。漢方製剤の需要増にともない取扱量が伸長していますが、2013年4月、「物流企画部」を設置し、物流における品質の向上やコスト削減などの改善の仕組みをサプライチェーン全体に展開し、物流管理を強化しています。25コーポレートレポート2013