ブックタイトルTSUMURA_CSR_2013

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TSUMURA_CSR_2013

夕張ツムラにおける取り組み地域活性化夕張市は高齢化や労働力不足などによる耕作放棄地増加の問題を抱えています。夕張ツムラでは耕作放棄地を自社圃場として契約し、土地利用の活性化を図る一方で、生薬の栽培・加工・選別に必要な契約社員を夕張市内の方々を中心に採用しています。2012年度、収穫期は1日7~10名、のべ376名の方々が従事しました。障がいのある方との協働夕張ツムラは、2010年4月に農業生産法人「てみるファーム」と、生薬栽培に関する委託契約を締結しました。「てみるファーム」は、北海道内に約50ヵ所の事業所・施設をもつ社会福祉法人「はるにれの里」が設立した法人です。生薬事業についてお問い合わせいただいたことをきっかけに、生薬栽培事業を委託するようになり、障がい者の方々に働く機会を提供できるようになりました。2011年度からは、生薬栽培だけでなく、収量の向上や品質の安定化のための種苗の確保をセンキュウ川?選別作業目的とした栽培も開始するなど、今後も障がいのある方の雇用機会の拡大に貢献していきます。また、2012年2月には、生薬栽培の実績、収益の安定化、事業の継続性が評価され、てみるファームを傘下とするサテライト事務所は、就労継続支援B型※から、就労継続支援A型※に展開することができました。※就労継続支援A・B型:通常の事業所に雇用されることが困難な方について、就労に必要な知識や能力の向上に必要な訓練などの支援を行う事業で、A型は雇用契約に基づく雇用型、B型は非雇用型ツムラとの協働を通じて社会福祉法人はるにれの里所長池田秀敏さん除草作業アスペルガー症候群や高機能自閉症の方で、これまでほとんど会話ができなかった人が、仲間と明るく会話し、自分の意思を伝えられるようになりました。また、雑草取りは暑さとの戦いですが、「やりたくない」という言葉を聞いたことがなく、もくもくと雑草を取り続ける姿を生薬栽培を通して見ることができました。これは、長く彼らと一緒に仕事をしてきた私には「驚き」であり、最高の「喜び」でもあります。自分たちのつくる生薬が薬になる、このことが彼らにとって大きな達成感となっており、生薬栽培は、私たちの大きな社会参加の場となっています。中国における取り組み2008年から年に1回、中国において「ツムラ中国協力会」を実施しています。ツムラ中国協力会は、関連会社および中国の産地会社の役職員など約100名を招き、安全な生薬の安定確保に対する当社の方針を理解していただくとともに、日頃の協力に対する感謝の気持ちを伝え、将来にわたり安定的な原料生薬供給基盤を固めることを目的としています。2009年からは、当社への生薬供給に関して模範となる顕著な功績を残した会社に対し表彰する制度を導入しています。2012年は原料生薬の安定供給や品質向上に貢献した産地会社5社を表彰しました。ツムラ中国協力会の開催により、ツムラグループおよび参加者同士の信頼関係が深まるだけでなく、他の産地会社の取り組み内容を参考にして生産効率を向上させる等の相乗効果が生まれています。ツムラ中国協力会41コーポレートレポート2013