ブックタイトルTSUMURA_CSR_2013

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TSUMURA_CSR_2013

人的資本政策対談産者は常に経営に対して不安を抱えています。当社は栽培契約を結んで安定的に収穫物を購入するので、生産者にとっては収益の見通しを立てやすい。見通しが立てば投資もできる、というお話生産者のメリットと生薬価格の抑制が両立する仕組みづくりはよく聞きます。吉澤中国でも生薬に対する需要が高まっていますね。2011年には天候不順に加えて一部の生薬で投機的な買占めもあり、価格が高騰しました。生薬調達部調達一課能勢佳昭能勢2011年末には、一部の生薬の投機的買占めはピークを過ぎ、2012年の生薬価格は下降傾向になりました。とはいえ、このような市場価格の影響を受けやすい環境は非常に不安定だといえます。解決の鍵はやはり契約栽培です。安定的な農業経営が可能な仕組みを広げて、産地の方々にメリットを感じていただきながら、生薬価格の抑制を実現する、そういう仕組みづくりに向けて、特に自社管理圃場の拡大に取り組んでいます。能勢最近は日本の地方自治体も生薬栽培に意欲的ですね。生薬は栽培した後に生産地で乾燥まで行うため、大きな設備も必要になりますが、栽培契約をもとにした経営計画が立てられ吉澤短期間でできることではありませんが、生産者、生産者をとりまとめる生産団体、そして行政とも連携して、より実りの多い生薬調達の仕組みをつくっていきたいと思います。れば、行政の助成制度を利用できる場合もあります。吉澤日本の農村の高齢化と過疎化、都市部への人口流出が問題視されるようになってから随分経ちますが、最近の生薬栽培説明会では若い生産者の方も見かけるようになりました。栽培契約は、安定的に生薬を調達するためだけでなく、日本の農業を活性化し、次世代に農業を伝えていくという点でも、非常に意味のあることだと思まとめ原料生薬調達の取り組みは、産業としての農業活性化にも貢献しています。契約栽培は、生産者の経営安定化や将来に向けた計画づくりに貢献しています。安定的に原料生薬を調達するには、生薬の調達環境を整備することが必須の課題です。います。45コーポレートレポート2013