ブックタイトルツムラグループ コーポレートレポート 2014

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ツムラグループ コーポレートレポート 2014

 安全な原料生薬を調達するために、生産地の選定と徹底した品質管理を行っています。とくに深?津村は、原料生薬の調達、調製・選別加工、品質管理、保管※の4つの機能を有する極めて重要な拠点です。 深?津村および関連会社が中国の産地会社を通じて原料生薬の手配を行うとともに、生産農家への栽培指導や安定確保のため長期契約栽培の拡大を継続して進めています。また、日本における漢方製剤の需要増加に対応するため、加工能力および保管能力の増強を段階的に進めています。中国日本生ショウキョウ姜栽培地(中国) 国内には、6ヵ所の主要な栽培拠点(北海道・岩手県・群馬県・和歌山県・高知県・熊本県)があります。原料生薬の需要増加に伴い、日本においても原料生薬の栽培拡大を図るため、2009年7月、北海道に100%子会社の株式会社夕張ツムラ(以下、夕張ツムラ)を設立しました。夕張ツムラは、北海道で生産される原料生薬の一貫生産拠点として、栽培指導、調達、調製加工、保管を担い、自社管理圃場での蘇葉などの原料生薬栽培や栽培効率化の研究・種苗生産も行っています。原料生薬栽培は、将来的に北海道全域で栽培面積約1,000ha、生産量約2,000tに拡大する計画です。 また、夕張ツムラは、2010年4月に農業生産法人てみるファーム※と原料生薬栽培に関する委託契約を締結し、障がい者が原料生薬栽培に携わることができる機会を提供しています。柴サイ胡コ 栽培地(高知) 2005年時点では、中国・日本以外の国から調達し、生産記録の収集が困難な原料生薬が、僅かではありますが存在していました。そのため、生薬トレーサビリティ体制の強化を目的に、原料生薬の栽培に関する共同研究をラオスで開始しました。その後、共同研究において良好な結果が得られたことから、2010年2月に100%子会社LAO TSUMURA CO.,LTD(. 以下、ラオツムラ)を設立。これにより、安全な生薬の安定確保のための生薬トレーサビリティ体制が整いました。 現在ラオスでは、7ヵ所の自社管理圃場で原料生薬栽培を進めています。現地法人設立時点の自社管理圃場は約150ha(現在は約700ha)でしたが、将来的には1,000ha規模まで拡大する計画です。ラオスでの事業内容は、ラオス政府が推進している2+3政策※に合致した第一次産業事業です。現地での雇用創出や社会経済基盤の整備を実施することから、ラオス政府からも期待されています。また、事業を通じた地域貢献として、原料生薬栽培地のサラワン県ラオンガム郡からの依頼に応え、中学校校舎建設に協力しました。 ラオツムラでは、今後も原料生薬栽培事業を通じて現地雇用の拡大、農業技術の移転・普及など、ラオスの経済成長につながる貢献を継続していきます。ラオス桂ケイ皮ヒ 栽培地(ラオス)※ 2+3政策:ラオスが土地と労働力を提供し、外資が資本・技術・市場を提供する政策※保管:日本と同等の保管条件(温度15℃以下、湿度60%以下)の低温倉庫で原料生薬を保管している※ てみるファーム: 北海道札幌市・石狩市に50ヵ所の事業所・施設を持つ社会福祉法人はるにれの里が、2010年4月に知的障がい者の自立を目的として設立した農業生産法人コーポレートレポート 2014