ブックタイトルツムラグループ コーポレートレポート 2014

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ツムラグループ コーポレートレポート 2014

 2013年度の売上高は、医療用漢方製剤の堅調な販売増加などにより、前連結会計年度に比べ4.2% 増の1,100億5千7百万円となりました。利益については、営業利益224億6千1百万円(前連結会計年度比2.9% 減)、経常利益239億6千6百万円(同1.4%減)、当期純利益180億5千万円(同17.4%増)となりました。当期純利益の増加は、投資有価証券売却益44億1千6百万円を特別利益に計上したことなどによるものです。 売上原価率は、生産量増加による効率化が製造原価率改善に寄与したものの、原料生薬の価格上昇の影響などにより前連結会計年度に比べ1.2ポイント上昇しました。販売費および一般管理費は、販売関連費用の増加などにより前連結会計年度に比べ22億2千1百万円の増加となり、販管費率は0.2 ポイント上昇しました。結果として、営業利益率は、20.4%(同1.5 ポイント低下)となりました。区 分2012年度2013年度(当連結会計年度)売上高営業利益経常利益当期純利益105,63823,12424,31015,373110,05722,46123,96618,050増減額4,418△663△3442,677前期比4.2%△2.9%△1.4%17.4%(単位:百万円)連結業績(2013年度)(注)為替変動による連結決算上の内部取引差額の影響で、売上高が16億1千9百万円増加しています。 医療用漢方製剤全体の売上高は、前連結会計年度に比べ3.2%伸長しました。営業施策としては、医師への訪問・面談活動を強化し、各種の漢方医学セミナーや講演会・研究会、医療機関説明会、臨床研修指定病院における研修医対象の勉強会の積極的な開催を通じて、漢方医学および漢方製剤に関する情報提供の拡充を図っています。 また、育薬※1処方である大ダイケンチュウトウ建中湯・六リッ君クン子シ 湯トウ・抑ヨクカンサン肝散・牛ゴ 車シャ腎ジン気キ 丸ガン・半ハン夏ゲ 瀉シャシントウ心湯については、多施設二重盲検群間比較試験※2 などによる臨床研究とその効果を裏づける薬物動態試験や基礎研究が進み、有効性および安全性について質の高いエビデンスが確立されつつあります。各種学会や論文での研究成果の発表に加え、医薬情報担当者を通じた、エビデンスに基づくプロモーション活動を展開する中、各専門領域での漢方製剤に対する評価は着実に高まっています。その結果、前述の5処方合わせた売上高は、前連結会計年度に比べ6.9%伸長しました。※ 1 育薬:近年の疾病構造を見据え、医療ニーズの高い領域において新薬治療で難渋している疾患で、医療用漢方製剤が特異的に効果を発揮する疾患に的を絞り、エビデンスを確立すること(当社の定義)※ 2 二重盲検群間比較試験:臨床試験において、データのバイアス(偏り)を軽減するために無作為に対照群(プラセボ)、被検群に割り付けて評価する方法医療用漢方製剤の概況コーポレートレポート 2014