ブックタイトルツムラグループ コーポレートレポート 2014

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ツムラグループ コーポレートレポート 2014

人的資本政策生薬栽培を通じて当社では、国内6ヵ所の栽培拠点(北海道・岩手県・群馬県・和歌山県・高知県・熊本県)から生薬を調達しています。それらの拠点を中心に、栽培契約を結ぶ生産者(登録者)の数は年々増加しています。その背景には、漢方製剤の需要増に伴う原料生薬の栽培地拡大があります。原料生薬の栽培に携わる生産者の方々のご協力があればこそ、漢方製剤の安定供給が実現しています。 夕張ツムラは、北海道における生薬の一貫生産拠点として、栽培指導・調達・調製加工・保管を担い、自社管理圃場での生薬栽培・栽培効率化の研究、種苗生産も行っています。 現在の北海道の生産品目は川センキュウ?、蘇ソヨウ葉、当トウキ帰、附ブシ子など数種類あり、年間約600tを調達しています。将来的には北海道全域で栽培面積約1,000ha、生産量約2,000tに拡大する計画です。 栽培から調製加工・保管までの一貫した生産拠点として、夕張ツムラの機能を強化するため、既存の建屋(7,850㎡)の隣に9,389㎡の倉庫・製造棟・事務棟を増設しています(2015年7月竣工予定)。現在、北海道で調達した生薬の選別(異物・不良品除去)は石岡センターで行っていますが、竣工後は夕張ツムラで生薬の全数検品を実施するため、道内産地への品質改善指導が迅速に行えるようになります。将来的には全数検品の効率化(自動化)とレベルアップを推進し、稼働率向上とコストダウンを目指します。また、確立した技術を国内外の生産拠点にも展開できるよう進めていきます。 夕張ツムラでは、高齢化や労働力不足により増加する耕作放棄地を自社管理圃場として契約し、土地利用の活性化を図る一方で、生薬の栽培・加工・選別を行う契約社員を夕張市内の方々を中心に採用してきました。増設に伴い、2016年までに新たな採用を計画しています。生薬事業を通じて、地域の再生に取り組む夕張市とともに挑戦を続けます。原料生薬の栽培を通じて、事業への価値だけではなく、社会への価値も創出しています。夕張ツムラの機能強化地域の再生とともに 夕張市は政府から「超高齢化・人口減少社会における持続可能な都市・地域の形成」のモデル自治体に選定されました。「第2 の夕張になるな」と言われてきた我がまちが「日本のモデル自治体」へと変わっていく転機を迎えています。そのような中、原料生薬の需要増加に伴い、国内栽培強化のため、本市に国内最大の拠点を計画いただいていることに対して、心から感謝するとともに期待しております。 本市は厳しい状況下にありますが、“新たな可能性を創造するまち”をテーマに挑戦を続けています。「“KAMPO”で人々の健康に寄与する価値創造企業を目指して」挑戦を続ける株式会社夕張ツムラ様と、新しい夕張をともに創造していければと思っています。少子高齢化、人口減少が進む中、財政の再建と地域の再生に向けて、全市を挙げて取り組んでいます。夕張市 市長 鈴木 直道さん完成予想図国内栽培の拡大2008 2009 2010 2011 2012 2013(年)(指数)180160140120100800100124■国内生産者登録件数推移( 2008年を100とした指数で表示)144137168128コーポレートレポート 2014漢方とはツムラCSR 漢方・生薬事業理念に基づく経営財務資本政策人的資本政策環境資本政策コーポレート・ガバナンス