ブックタイトルツムラグループ コーポレートレポート 2014

ページ
38/60

このページは ツムラグループ コーポレートレポート 2014 の電子ブックに掲載されている38ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ツムラグループ コーポレートレポート 2014

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

ツムラグループ コーポレートレポート 2014

岩手薬草生産組合は、1975年に設立され来年で40周年を迎えます。当社が契約する栽培団体主要6拠点の中で最も長く取引をしている拠点であり、また、生産栽培品目・研究栽培品目ともに最も多く取り扱っている拠点です。主な生産生薬:川センキュウ?、当トウキ帰、蘇ソヨウ葉、附ブシ子 当社が実施する栽培契約は、農林水産省が推進する6次産業化を見据え、原料生薬の栽培・収穫だけではなく、加工・販売を含めた一元的な内容で締結をしています。これにより生産者は3 つの産業の利益を得る6次産業の経営モデルを実践しています。 また、契約栽培に基づき収穫した生薬は全量買い取りを行うため、生産者の計画的な安定収入につながることがメリットとなり、従来の農業と原料生薬の栽培を並行して行う若手の生産者も増えてきました。 当社と契約する生産団体は個々の生産者(農家)をとりまとめ、指定する栽培方法や技術、使用する農薬や加工方法などを、効率的に周知・徹底する機能を備えています。 契約栽培団体主要6拠点を中心に、ツムラGACPで管理する基準・規則に則り生薬栽培を実施することで、医薬品の原料としての条件を満たし、安全な生薬を安定確保しています。 岩手薬草生産組合は、生薬栽培に熱心な生産者約220人の集まりです。生薬栽培は難しい点もありますが、契約栽培は品質が基準となるレベルに達していればツムラさんに購入してもらえ、安定収入が期待できます。農家にとっては大きなメリットです。各生産者はツムラさんの指導のもと、栽培方法を工夫しながら生薬を作っています。 漢方薬の原料として良い生薬を多く収穫できた時は、人のためになっていることを感じることができ、とても達成感があります。自分たちが育てた生薬でつくられる漢方薬で、いつまでも元気でいたいですね。 私たちは蘇葉を作っています。種を播き、発芽させるのが難しいので、発芽するようにさまざまな工夫をしています。発芽するまでは、土壌の状況を毎日確認するなど管理が大変ですが、体に負担が大きな作業は、組合の若手メンバーが手伝ってくれます。私たちのような高齢者でも働くことができるのが、生薬栽培のいいところですね。 同級生が生薬を栽培していたことがきっかけで組合を知り、始めました。良い生薬を生産するための改善のアイディアを考えるのが面白く、やりがいがあります。葉タバコの栽培もしているので、葉タバコで培った知識や経験もかなり役立っています。長期的には、経営として成り立つ農業を目指していきたいですね。そのために目標時給を決め、畑にいる時間は時給で働いているという意識で頑張っています。女性の組合長が活躍 ?安定収入は大きなメリット?高齢者の働く力と技術の伝承 ?若手生産者とともに?岩手薬草生産組合 組合長 岩いわい井 マイ子さん岩手薬草生産組合 帷かたびら子さんご夫妻若手生産者の活躍 ?新しい一次産業の考え方?岩手薬草生産組合 府ふがね金 秀しゅういち一さん生薬生産事業( 6次産業化)の推進岩手薬草生産組合 ~高齢者を支え技術を伝承し、若い世代が新しい農業を考えるコーポレートレポート 2014