ブックタイトルツムラグループ コーポレートレポート 2014

ページ
6/60

このページは ツムラグループ コーポレートレポート 2014 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ツムラグループ コーポレートレポート 2014

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

ツムラグループ コーポレートレポート 2014

Q3. 「自然と健康を科学する」を経営理念に、「漢方医学と西洋医学の融合により世界で類のない最高の医療提供に貢献します」を企業使命に掲げ、「理念に基づく経営」を実践しています。この経営理念、企業使命を軸としたツムラグループにとってのCSR、ツムラだからこそできる社会的価値の創造とはどのようなものでしょうか? 漢方製剤は、恵み豊かな自然環境や多くの人々の手を介し、生薬の栽培・調達から、品質管理、製造、流通、情報収集・提供活動、研究・開発という工程を経て、医療機関や患者様のお手元に届けられます。ツムラの漢方・生薬事業は、このような多様なステークホルダーとの関わりによって成り立つからこそ、社会に存在するさまざまな課題を認識し、事業を通して課題解決と価値創造に取り組む構造になっています。私はこの事業構造そのものがツムラCSRであると考えています。 漢方医学は日本の伝統医学であり、その医薬品である漢方製剤を品質、量ともに安定して供給できる体制をもつ会社は、当社をおいて他にないと自負しています。政府が掲げる「健康長寿社会の実現」に関して、漢方製剤の提供を通じ、国民医療、地域包括医療におけるプライマリケアに貢献するとともに、漢方医学のエビデンスの構築に努め、国内外で漢方の価値をさらに高めていくことが、ツムラの使命であり社会的価値であると考えています。 また、当社が漢方製剤を安定的に供給するために欠くことのできない、生薬栽培地をはじめとした自然環境の保全や、生薬を生産してくださる生産者や独自の製造設備をともに造る技術者、医療関係者などとの信頼関係の構築・維持、そして、従業員一人ひとりの高い志、情熱や使命感を支える社内体制の整備も重要なCSR 活動に位置づけられます。ガバナンスコンプライアンスリスクマネジメント理念に基づく経営生薬栽培・調達品質管理・製造・流通情報収集・提供活動研究・開発漢方・生薬事業財務資本製造資本知的資本人的資本自然資本社会関係資本健 康・疾 病医 療産業・地域活性環 境環境資本国際社会政策人的資本政策財務資本政策ステークホルダー漢方製剤の安定供給OUTPUTツムラの重要課題社会との共有価値OUTCOME資 本INPUT顧 客取引先従業員地域社会株 主その他■ ツムラの価値創造サイクル(詳細は11ページ参照) 海外においては、米国におけるTU-100大ダイ建ケン中チュウ湯トウの開発を継続し、米国市場への進出を目指しています。2013年度は米国FDA(食品医薬品局)要求事項のうち、バイオアッセイ・HPLC-FP※による品質評価法を確立し、次のステップとして、品質保証要件の明確化のため、原料生薬データベースの構築等に対応中です。 高齢化社会において、複数疾患、慢性疾患を抱える高齢の患者様の増加と医療費の増大は、日本だけでなく世界の先進各国共通の課題です。そのような疾病構造に強みをもつ高品質な漢方製剤の提供を通じて、漢方医学と西洋医学を融合した効果的な治療や今後さらに重要となるプライマリケアにおいて貢献することは、ツムラの企業使命そのものだと言えます。※ HPLC-FP:高速液体クロマトグラフィー・フィンガープリントコーポレートレポート 2014