ツムラグループ コーポレートレポート 2015
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製薬会社に求められる高い倫理性の確保製薬企業は、適切な産学連携のもと、医療担当者等と相互の信頼関係を構築し、倫理的で患者様の立場に立った最適な医療が行われるように努めることが求められています。医療担当者に医薬情報を提供・収集・伝達し、それらに基づき当社の医療用医薬品の適正な使用と普及を図るため、既に「ツムラ医療用医薬品プロモーションコード」を制定しています。その他、企業活動全般にわたり高い倫理性を確保するための「ツムラ行動憲章」ならびに「ツムラ コンプライアンス・プログラム」の制定など、常に正しい企業活動のあり方に努めてきました。近年では、製薬企業から医療担当者・医療機関・患者団体などへの金銭支払いなどについて、適切な説明責任を果たし、透明性を図るため、2011年に「株式会社ツムラと医療機関等の関係の透明性に関する指針」および2014年に「株式会社ツムラと患者団体の関係の透明性に関する指針」を策定し、コーポレートサイトにおいて資金提供などに関する情報公開を行っています。さらにIFPMA(国際製薬団体連合会)が従来の医薬品マーケティング・コードに代わる「IFPMA コード・オブ・プラクティス」を発表したことを受けて、日本製薬工業協会コード・オブ・プラクティスが制定され、当社の加盟団体である日本漢方生薬製剤協会でもコード・オブ・プラクティスが制定されました。当社もこれまでのツムラ医療用医薬品プロモーションコードをさらに発展させ、すべての役職員と研究者・医療担当者・患者団体・卸売業者などとの交流を対象とした「ツムラ・コード・オブ・プラクティス(ツムラコード)」を2014年に制定し、より高い倫理性の確保に向けた取り組みを行っています。リスクマネジメント内部統制公正で透明な取引ツムラグループのリスク管理に関する基本的な事項を定め、効果的に実施するため「リスク管理規程」を制定しています。方針については、取締役、執行役員で構成された「リスク管理委員会」で審議・策定の上、取締役会の承認を得て決定し、各業務担当部門およびグループ会社へ方針提示・指示しています。リスク管理を推進するため、リスク管理最高責任者、リスク管理担当役員、リスク管理統括推進責任者、リスク管理推進責任者およびリスク管理主管部門(総務部)を置き、社内体制の整備やリスクの洗い出し、評価財務報告の適正性を確保する内部統制は、金融庁企業会計審議会公表の実施基準に準じ基本方針および計画を定め、それに基づき監査室が有効性の評価を実施しています。社内体制としてツムラコード委員会および公正競争規約実務者連絡会を設置し、ツムラコードと「医療用医薬品製造販売業公正競争規約」(規約)の遵守を徹底しています。また、購買の業務においては、公正で透明な取引を行うことによって、お取引先との信頼関係を構築し、を行うとともに、リスク発生回避のための対策や、万が一発生した場合の被害や損失を極小化するための措置を講じています。また、リスク管理担当役員(総務部担当執行役員)は、ツムラグループの取り組み状況を把握し、取締役会において定期的に報告しています。ツムラグループの企業活動に重大な影響をおよぼすおそれがある緊急事態が発生した場合には、リスク管理最高責任者を本部長とする緊急対策本部を設置し、その対策にあたります。また、業務運営の状況を把握し、その改善を図るため、社長直轄の内部監査部門(監査室)が「内部監査規程」に基づき内部監査を適正に実施しています。パートナーシップを高めていくことが大切であると考えています。購買部は、お取引先とのより良い関係をつくり上げることを目指し、「購買管理規程」および「購買取引行動指針」のもと、誠実な購買活動を推進しています。コーポレートレポート 201512トップメッセージコーポレート・ガバナンスツムラCSR漢方・生薬事業財務資本政策人的資本政策環境資本政策

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