ツムラグループ コーポレートレポート 2015
17/64

今後の展開認知症フォーラム(2007年〜2014年)社会に対する活動2014年度で活動を終了した「認知症フォーラム」(主催:読売新聞、NHK厚生文化事業団)は、今までに全国45都市で開催され、延べ約3.5万人の方々に参加いただきました。認知症とBPSDの疾患啓発を中心にした初期活動として、読売新聞やNHKの認知症キャンペーンとも連動し、高い波及効果を実現しました。認知症フォーラム.com(2007年〜)認知症の基礎知識や最新医療情報、地域における介護支援の取り組みなどを高品質な動画で紹介する当社協賛のウェブサイトです。「認知症フォーラム」の模様を視聴できるだけでなく、医療・介護現場の実態を取材した動画で構成されています。2014年度は約60万のユーザーが訪問し、その閲覧ページ数も年々増加傾向にあります。「新オレンジプラン」に対応した活動新オレンジプランでは、「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」という基本的な考え方が述べられています。特に身体合併症への適切な対応が求められていますが、便秘や嚥下困難、食欲不振などの不定愁訴に対して、ますます漢方が必要とされる状況になっています。今後、より整備が進む認知症疾患医療センターや認知症サポート医などに対しても、エビデンスに基づいた適正使用を推進していきます。「認知症フォーラム」後継イベントへの協賛認知症に対する新しい社会活動の1つとして、より地域に密着した問題解決型のイベントに協賛を予定しています。この取り組みは、地域の医薬関係者に加えて、有識者や当事者、地元企業などが参加し、行政・自治体が主体的に認知症対策を検討・活動する企画です。2015年度は、佐賀県と群馬県での開催が予定されています。抑肝散は、1556年に出版された医学書「保 ほ えいさつよう嬰撮要」を出典とし、元来は小児中心に使用されていました。構成生薬は、蒼ソウジュツ朮・茯ブクリョウ苓・川センキュウ芎・釣チョウトウコウ藤鈎・当トウキ帰・柴サイコ胡・甘カンゾウ草の7種類で、効能・効果は、「虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症:神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症」となっています。近年、BPSD(興奮、幻覚、妄想、睡眠障害など)に対しても使用されており、三大認知症であるアルツハイマー型・血管性・レビー小体型のいずれにおいても、その効果が認められています。今後もさらなるエビデンス構築と適正な情報提供が求められています。■ツムラ抑肝散エキス顆粒(医療用)の売上高3,0002,0001,00004,0005,0006,0007,0002006売上高(百万円)(年度)200520072008201020112012201320142009認知症フォーラム.comhttp://www.ninchisho-forum.com/抑肝散とはコーポレートレポート 201516トップメッセージコーポレート・ガバナンスツムラCSR漢方・生薬事業財務資本政策人的資本政策環境資本政策

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です