ツムラグループ コーポレートレポート 2015
36/64

原料生薬・漢方製剤の物流 漢方・生薬事業における物流は、主に原料生薬と漢方製剤の2種類があります。 原料生薬の物流は、生薬倉庫(深圳津村・石岡センター)から静岡・茨城両工場までの範囲で、温度15℃、湿度60%以下の環境で保管し、品質に細心の注意を払って輸送します。 漢方製剤の物流は、静岡・茨城両工場から東西物流センターを経て各地医薬品代理店までの範囲で、128西日本エリアの製品配送拠点である西日本物流センターは、2015年6月に施設を売却済みで、2017年5月に同じ兵庫県内の賃借施設へ移転する予定となっています。 これまで各拠点の製造部門にて実施していた原料生薬・副原料・資材の受入、製品の出荷といった工場構内の物流作業に関して、2014年10月より石岡センター、2015年4月より静岡・茨城両工場において、物流子会社である株式会社ロジテムツムラへ委託することにしまし西日本物流センター売却・移転 工場構内物流の作業委託種類の処方4形態の製品を約100ヵ所の医薬品代理店へ1~2日(一部遠隔地を除く)で配送し、そこから医薬品代理店により病医院・薬局へ届けられます。 当社の物流は、漢方製剤を必要とする患者様にお届けするために、いかなる場合でも確実に医療機関へ安定供給し続けるという責任を果たすため、強固かつ効率的なサプライチェーンを構築しています。た。物流のプロ集団であるロジテムツムラが、物流センターも含め各現場を統括して管理することにより、専門知識を活かした管理レベル向上と作業改善推進、拠点間連携による要員の適正配置など、様々な改善効果が期待できます。既に賃借施設を活用している東日本物流センターと同様に保管面積を段階的に拡張可能な契約を締結し、出荷・保管能力を迅速・柔軟に確保できる体制を整備します。ツムラグループ全体の物流効率化を主な目的として2013年4月に設立された物流企画部では、これまでに東西物流センターの移転や各種輸送の効率化、グループ全体での物流体制見直しなどの施策に取り組み、物流コスト低減や物流品質の向上において着実に成果を積み上げてきました。直近ではGDP(Good Distribution Practices)対策などの品質面の強化や、SCM(Supply Chain Management)、S&OP(Sales & Operations Planning)といったキャッシュフローの改善や経営意思決定の支援まで活動の領域を広げています。漢方製剤の安定供給とツムラグループのさらなる成長を支える「逞しいサプライチェーン」構築のため、あらゆる方面からの改革を推進しています。物流企画部 部長 杉井 圭物流から「SCM」・「S&OP」へ物流戦略物流企画物流作業管理物流作業石岡センター茨城工場静岡工場物流センター石岡センター茨城工場静岡工場物流センター物流企画部物流企画部製造部製造部製造部ロジテムツムラロジテムツムラロジテムツムラロジテムツムラコーポレートレポート 201535

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です