ツムラグループ コーポレートレポート 2016
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8.1%2.9%89.0%現在処方あり処方中止処方経験なし 漢方製剤の原料となる生薬は、産地や品種などにより成分に違いが見られます。同じ品種でも産地が異なれば成分に違いが出るなど気候や土壌の影響を受けるといわれています。 当社では、常に一定の品質で、一定の薬効を発現する製剤を製造販売するため、原料である生薬の調達に始まり、漢方エキス製剤に適した製造方法・製造設備の確立、製造管理、品質管理の実施および出荷に至るまでをすべて自社で行う一貫体制を整備しています。 品質管理の1つの方法として、3D-HPLC(3次元高速液体クロマトグラフィー)による品質評価の研究にも取り組んでいます。 2015年度の医療用漢方製剤全体の市場は、薬価ベースで1,460億円であり、約11兆円の医療用医薬品市場に占める割合は1.3%です。医療用漢方製剤市場におけるツムラシェアは、2016年3月末時点で84.3%になっています。 日本漢方生薬製剤協会が2011年に実施した「漢方薬処方実態調査」によれば、全体の89.0%の医師が漢方製剤を処方していると回答しています。2008年度に実施された前回調査と比べ、5.5%増加しています。漢方薬を処方する理由の上位3つは、以下のとおりです。❶ 西洋薬では効果のない症例で漢方が有効(56.6%)❷ 患者様からの要望(42.8%)❸ エビデンス(科学的根拠)が学会などで報告された(34.1%)コーポレートレポート 201623

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