ツムラグループ コーポレートレポート 2016
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ツムラ生薬GACP生薬生産標準書生薬トレーサビリティツムラ生薬GACPガイドラインWHOのGACPガイドラインを満たす、ツムラ独自のガイドライン教育・監査・認証・「ツムラ生薬GACP」を適正に  運用するための、教育・監査・「ツムラ生薬GACP認証」の発行原料生薬が生産地から深圳津村薬業有限公司(以下、深圳津村)または石岡センターに納入されるまでには、栽培・加工・輸送・保管などの多くの段階があります。当社では各段階における実施時期や条件などの生産履歴情報を記録として残す生薬トレーサビリティ体制を運用しています。この体制に漢方製剤の製造工程、流通過程の履歴情報を合わせ、原料生薬生産地から医療機関までの全工程の履歴情報の追跡・遡及が可能となりました。さらに2010年には、「生薬生産標準書」、「生薬トレーサビリティ」およびWHOのGACP※1ガイドラインを参考にした「ツムラ生薬GACPガイドライン」を柱とし、一般農作物の管理基準であるGAP※2の認証制度を参考に「教育・監査・認証」制度を加えた独自の「株式会社ツムラ 生薬生産の管理に関する基準(ツムラ生薬GACP)」を制定しました。今後もツムラ生薬GACPを確実に運用し、さらに改善・強化することにより、安全な生薬の安定確保につなげていきます。※1 GACP:Good Agricultural and Collection Practice※2 GAP:Good Agricultural Practice自社管理圃場とは、当社が直接的に栽培指導をすることができ、栽培にかかるコストの把握と原料生薬の購入価格設定が可能な圃場です。LAO TSUMURA CO.,LTD.(以下、ラオツムラ)や夕張ツムラが運営する圃場と、パートナー企業を通じて管理する圃場が含まれます。自社管理圃場による生薬生産を拡大することにより、原料生薬の価格安定と安定調達が実現できます。当社は栽培化技術開発などを通じて、生薬の100%栽培化を目指し研究をすすめています。中国では、中医科学院中薬研究所などの関連する研究機関と野生品の栽培化に関する共同研究を実施しています。日本では、野生品の栽培化研究の他、北海道を中心に生薬の収量向上や品質の安定化のための研究を実施しています。栽培化が進んだことで、野生品のみに依存する生薬は少なくなってきました。今後も栽培化を推進し、安全な生薬の安定確保をすすめていきます。コーポレートレポート 201631

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