ツムラグループ コーポレートレポート 2016
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MRは、医療機関を訪問し、自社の医療用医薬品を 中心とした情報を医療担当者に提供することで、医薬品の適正な使用と普及を図っています。また、医薬品の有効性情報や安全性情報を医療現場から収集して、得られた情報を正しい形で医療担当者にフィードバックしています。当社MRは、漢方医学に関する情報提供・収集・伝達活動に加え、医師への漢方医学セミナーの企画・運営や、医学部生・研修医への漢方教育のサポートなど、「漢方医学の確立」を実現するという役割も担っています。MRの教育研修には、導入教育と継続教育の2種類があります。導入教育とは、MRとして必要な資質を養成・修得させる教育です。継続教育とは、MR として必要な資質を維持・向上させる教育で、導入教育修了後、毎年継続的かつ計画的に実施する生涯教育です。MRの資質向上のために、導入教育の成果を客観的に評価するMR認定試験の合格を目指します。試験科目は3科目あり、試験の範囲はMRテキストから出題されます。新人研修は、医薬営業本部所属の新入社員を対象に人事部の総合研修後、4月中旬から9月まで約5ヵ月にわたり実施しています。その目的は、当社のMRになるための基本(倫理・知識・技能)を修得することです。研修生は、MR認定試験学習や製品(漢方)教育、実地研修、運転技能など幅広い内容を学習します。導入研修では、人としての成長を重要視しており、誰からも信頼されるようなMRに成長してほしいと考えています。新人MRの成長にとって、入社から3年間の学びと経験はとても大切です。そのために「新人MR教育3ヵ年プログラム(T-Map※1)」を制定してサポートを行っています。同時に「漢方教育5ヵ年プログラム(K-Map※2)」により漢方医学を学ぶ仕組みも確立しています。これらの新人教育体系「ツムラシラバス」は、教育内容と到達目標、教育方略、そして評価を明確にしたうえで、礼儀マナーや知識、スキルなどを総合的に学ぶことができるシステムとなっています。ツムラシラバスをとおして、目指すべきツムラMR像である、患者様の立場に立ち漢方医学と西洋医学の融合による最適な治療を提案できるMRを育成しています。継続教育では、MR認定資格修得のレベルを維持・向上させていくことを基本として、経営理念に基づいたツムラのあるべき姿を具現化するため、年間75時間以上のプログラムを構築しています。※1 T-Map:Tsumura MR Approach Program※2 K-Map:Kampo Meister Approach Programコーポレートレポート 201647

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