ツムラグループ コーポレートレポート 2016
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(年度)(指数)将来にわたり安定的な原料生薬供給基盤を固めることを目的に、2008年より中国の関連会社および産地会社の方々にお集まりいただき、原料生薬の安定供給や品質向上における当社の方針を理解していただくこと等を目的とした「ツムラ中国協力会」を毎年開催しています。2015年度からは、中国の関連会社主催の協力会に形を変え、その地域における課題を中心に意見交換を図っています。これからも相互信頼を醸成し、安全な生薬の安定確保に対する取り組みをすすめていきます。国内6ヵ所の栽培拠点(北海道・岩手県・群馬県・和歌山県・高知県・熊本県)を中心に、生産者(登録者)と栽培契約を結んでいます。漢方製剤の需要増にともなう原料生薬の栽培地拡大があります。原料生薬の栽培に携わる生産者の方々のご協力によって、漢方製剤の安定供給が実現しています。 ラオスでは、2010年2月に100%子会社「LAO TSUMURA CO.,LTD.(以下、ラオツムラ)」を設立し、自社管理圃場7ヵ所、約770haにて生薬の栽培をすすめています。 ラオツムラの事業地域であるサラワン県ラオンガム郡は、ラオスでも所得の最も低い地域のひとつであり、農業による自給自足の生活が中心でした。ラオツムラ創立以来、現地雇用を継続拡大し、現在では37名の現地従業員と圃場作業者が生薬生産に携わっています。これにより地域の貴重な現金収入の安定化に繋がっています。 また、ラオツムラの進出に際し、農作業の安全確保のため、自社管理圃場での不発弾探索・処理作業(UXO処理)を実施した他、圃場へ通じる橋や道路、電気などのインフラ整備を実施しました。これらの施設は地域住民の安全確保、利便性の向上にも繋がっています。さらに、地域への中学校寄贈など圃場所在地への生活支援も併せて行うことで、社会インフラ整備に貢献でき、地域住民との交流も強化しています。 ラオツムラでは、今後も生薬栽培事業をとおして現地雇用の拡大、農業技術の移転・普及など、ラオスの経済成長に繋がる貢献を継続していきます。コーポレートレポート 201653

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