ツムラグループ コーポレートレポート 2016
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※1 エビデンス・パッケージ:臨床EBM・作用機序・副作用発現頻度調査・薬物動態(ADME)・医療経済学的データを揃えること※2 育薬:近年の疾病構造を見据え、医療ニーズの高い領域において新薬治療で難渋している疾患で、医療用漢方製剤が特異的に効果を発揮する疾患に的を絞り、エビデンス(科学的根拠)を確立すること※3 グローイング処方:育薬5処方に続く戦略処方として、治療満足度や薬剤貢献度の低い領域でのエビデンス構築(安全性・有効性データ等)により治療ガイドライン掲載を目指す成長ドライバー第1期中期経営計画から得た教訓を活かし、エビデンスをより効果的・効率的にプロモーション活動に活用する仕組みを強化します。すでに、大学病院・臨床研修指定病院を担当するMRに対しては、過去3年間やや手薄になっていた育薬5処方のエビデンスに関する研修を重点的に行い、最新情報の共有とその活用を促しています。漢方市場拡大のカギを握るエビデンスの構築に関しては、育薬5処方の「エビデンス・パッケージ」※1を完成させることを、エビデンス確立のゴールとします。また、重点3領域として「高齢者」「がん」「女性」を設定し、BPSD、フレイル、がん支持療法、更年期障害などに対応した処方の拡大を目指します。このため、育薬5処方に続く新たな戦略処方として、5つの「Growing処方」を設定しました。新中期経営計画のテーマは、「“漢方”のイノベーションによる新たな価値の創造」です。ツムラは、「自然と健康を科学する」という経営理念、そして「漢方医学と西洋医学の融合により世界で類のない最高の医療提供に貢献します。」という企業使命のもと、2004年以来漢方製剤のエビデンスの構築をすすめてきました。これからも、患者様に漢方製剤をより安全・有効に服用いただくために、さまざまなイノベーションを推進し、新たな価値の創造に取り組んでいきます。コーポレートレポート 20167

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