ツムラグループ コーポレートレポート 2016
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原料生薬の栽培も含めた生薬の調達から、生産、販売に至るサプライチェーン全体の最適化に取り組みます。第1期中期経営計画から取り組んできた自社管理圃場の拡大や生産システム改革をより一層進めるとともに、経営計画の策定や、販売段階における需要・販売予測にも変革を起こし、将来のリスクを早期に察知しながらオペレーションを迅速かつ柔軟に対応させるマネジメントを目指します。● 上海医薬集団の子会社である上海市薬材との間で合弁会社を設立● 深圳津村、盛実百草を中心とした原料生薬調達体制の構築● 当社漢方製剤向け原料生薬の供給・調達関係の強化● 当社からの技術支援強化● 人参等重要生薬の共同研究・産地管理、長期安定供給体制の構築● 中国刻み生薬(飲片)事業の共同展開(当社100%子会社、深圳津村との共同事業展開)● 新規共同事業戦略の継続的検討● ツムラから盛実百草グループへの董事派遣による関係強化(2016年度中を予定)● 100%子会社深圳津村による中国における刻み生薬(飲片)の外販● 原料生薬の相互供給・加工等で天津盛実百草と 協力● 中薬配合顆粒生産、日本向け生薬・エキスの輸出等、既存事業と新規事業にまたがる中国におけるサプライチェーン・人財・資金を統括管理新中期経営計画において、全く新たな戦略課題として打ち出したのが、中国における新規ビジネスへの挑戦です。すでに、中国大手企業との合弁会社設立による中薬配合顆粒事業への参入や現地企業との業務提携契約の締結による刻み生薬の販売、将来的な中国ホールディング・カンパニー設立構想といった、具体的な計画の概要を公表しています。当社は、129処方の漢方製剤の製造に必要な原料生薬の約80%を中国で調達し、1991年には生薬の調達・集積の拠点として深圳津村薬業有限公司を、2001年には日本と同等の設備をもつ生産拠点として上海津村製薬有限公司を設立しました。原料生産の主要調達国である中国において、中国の人々の健康に貢献するための事業を展開することは、現地のグループ従業員も含めた私たちの強い願いでした。今回、原料生薬の調達・品質管理というツムラグループのノウハウを活かし、長年取引関係のある現地企業との合併事業を新たに展開することになりました。コーポレートレポート 20168

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