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漢方の5つの特徴

1 漢方は自然の恵み

漢方薬は、「自然界にある植物や鉱物などのうち、薬効を持つ」部分を一定の法則のもと、原則として複数組み合わせて作られた薬です。
何千年という長い年月をかけておこなわれた治療の経験によって、どの生薬を組み合わせるとどんな効果が得られるか、また有害な事象がないかなどが確かめられ、漢方処方として体系化されました。

現代における漢方薬も「自然の恵みを利用して出来ている薬」と言う基本的な部分は変わりません。その一方で、最新技術を駆使した「製剤」として、生薬の持つ薬効を引き出し、かつ服用・保存しやすい状態に加工されたものになっています。
病院で処方される漢方薬の多くは、健康保険が適用される「医療用漢方製剤」で、148処方が厚生労働省に承認されています(2015年2月現在)。

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2 漢方は日本育ち

日本に中国から医学が伝わったのは5~6世紀以降。その際、多くの漢方処方薬や生薬、医学の本が持ち込まれました。
その後、室町時代までは伝来した中国の医学にそって医療(診断や治療)が行われていましたが、それ以降は日本で独自の発展を遂げていきます。日本国内の風土や気候、日本人の体質やライフスタイルに合った医学に進化し、確立していったのです。
現代医療で用いられている漢方医学や漢方薬は、日本の伝統医学としてずっと守られ、発展していった「日本独自の医学」と言えるでしょう。

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3 漢方医学と西洋医学の融合

例えば、血圧を下げる、細菌を殺す、精密検査をするなど、西洋医学のほうが得意である分野では西洋医学で対応し、西洋医学では対応しにくい不定愁訴や検査には表れにくいちょっとした不調は漢方医学で治療する。こうすることで治療の幅が広がります。

実は、こうした流れ、考え方は確実に医療界に広がっています。 医師が日常診療で漢方薬を使うケースが増えていますし、実際に両者を併用することで有効であったケースが数多く報告されるようになっています。今では漢方薬を使用している医師は8割にものぼっています(「漢方薬使用実態・意識調査2012 調査対象:日経メディカルONLINE登録医師・日経メディカル開発」より)。

  • 医師の漢方薬使用率

  • 医療用漢方製剤の市場動向

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4 いろいろな顔を持っている漢方

漢方の特徴をひと言で表すとしたら、「バリエーション(変化、振り幅など)」がピッタリではないでしょうか。なぜなら漢方はいろいろな意味で多様・多彩であるからです。

  1. 漢方薬はさまざまな生薬を複合的に組み合わせた薬
  2. 一剤でいろいろな症状を解消したり、和らげたりする
  3. 病態やその人の体質に合わせて、さまざまな漢方薬が用いられる
  4. 飲んですぐに効くタイプの漢方薬と、飲み続けることで効いていくタイプの漢方薬がある
  5. 同じ病気でも、発症してからの経過日数、症状によって用いられる漢方薬が異なる

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5 私に合う漢方薬の見つけ方

多くの漢方薬は、その人の体質や症状に合ったものでないと、十分に効果を発揮することができません。その体質を見極めるためには、こちらで説明する漢方特有の”ものさし”が必要で、漢方に詳しい医師は、その”ものさし”をもとに、あなたに合った漢方薬を選んでくれるのです。

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