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安中散(アンチュウサン)

胃酸の分泌が多い人の胃痛によく用いられる

機能性ディスペプシア(胃腸症)に用いられる漢方薬のひとつです。機能性ディスペプシアとは、検査では特に異常が見つからないが、胃痛、胃もたれといった症状が起こるもので、従来、神経性胃炎や慢性胃炎と呼ばれてきました。
「安中散」は、やせ型で比較的体力が低下した腹部の筋力がないような人の、胃痛をはじめ、胸やけ、吐き気、食欲不振などに用いられます。特に胃酸の分泌が多い人の胃の痛みなどによく使われます。処方箋なしで買える市販の漢方胃腸薬は、多くが「安中散」を基本につくられています。

ストレスによる胃のあたりの不快感にも

「安中散」は神経質な人に向く薬ともされ、ストレスによる胃のあたりの膨張感、不快感などにも用いられます。
胃下垂の人に多い、胃アトニー(胃無力症)にともなう不快症状の改善にも役立ちます。

出典:「NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版」 (主婦と生活社)
無断転載・転用を固く禁じます。

配合生薬

桂皮(ケイヒ)、延胡索(エンゴサク)、牡蛎(ボレイ)、茴香(ウイキョウ)、甘草(カンゾウ)、縮砂(シュクシャ)、良姜(リョウキョウ)

製品情報

医療用漢方製剤

一般用漢方製剤