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※上記画像の構成生薬はイメージです。

コンコンしたからぜきの方に

ツムラ漢方内服液麦門冬湯S(ばくもんどうとう)

第2類医薬品

包装:30mL×3本(1日分)
希望小売価格:1,300円(本体価格)+消費税
JAN:4987138322166

製品情報

効能・効果

体力中等度以下で、たんが切れにくく、ときに強くせきこみ、又は咽頭の乾燥感があるものの次の諸症:からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、咽頭炎、しわがれ声

症状チェック

  • コンコンと乾いたせきが出る

  • 痰がのどに張り付き、顔面が紅潮するほどせき込むことがある

  • 声がしわがれる

  • 気管支が炎症して発作的に激しいせきをすることがある

処方解説

たんをあまり伴わないコンコンと乾いたせきが続くときやかぜの後にせきだけが残るようなときに用いられる漢方薬です。口やのどが乾燥している方、たんがのどにへばりついて出しにくい方に適しています。漢方医学には体を潤す働きのある「水」という概念があります。麦門冬湯は不足している「水」を補うことで気管支を潤し、乾いたせきや気管支炎などの症状を改善します。同じ気管支炎でもたんが多くでるせきを伴う場合には、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)や清肺湯(せいはいとう)が使用されます。眠くなる成分は入っていません。

成分・分量

本品1日量90mL(30mL×3本)中、以下の生薬より抽出した麦門冬湯エキス81mLを含有します。

成分 分量
日局バクモンドウ 10.0g
日局コウベイ 5.0g
日局ハンゲ 5.0g
日局タイソウ 3.0g
日局カンゾウ 2.0g
日局ニンジン 2.0g

添加物としてD-ソルビトール、白糖、パラペン、香料(エタノールを含む)を含有します。

用法・用量

次の量を、食前または食間によく振ってから服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1本 3回
15歳未満 服用しないでください

(注)食間とは「食事と食事の間」のことで、たとえば朝食と昼食の間のことをさします。食事中に服用するということではありません。
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)本剤は、本質的に沈殿を含んでいますので、服用前によく振ってから服用してください。

生薬一覧

バクモンドウ(麦門冬)

ユリ科のジャノヒゲの根の膨大部

コウベイ(粳米)

イネ科のイネのえい果

ハンゲ(半夏)

サトイモ科のカラスビシャクのコルク層を除いた塊茎

タイソウ(大棗)

クロウメモドキ科のナツメの果実

カンゾウ(甘草)

マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの

ニンジン(人参)

ウコギ科のオタネニンジンの細根を除いた根又はこれを軽く湯通ししたもの

お取扱いでのご注意事項

保管および取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。

  2. 小児の手の届かない所に保管してください。

  3. 誤用をさけ、品質を保持するために、他の容器に入れかえないでください。

  4. 使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。

  5. ビンをあけたら飲みきってください。

  6. ビンをあけたまま保存しないでください。

使用上の注意

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    1. 医師の治療を受けている人。
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人。
    3. 水様性の痰の多い人。
    4. 高齢者。
    5. 次の症状のある人。
      むくみ
    6. 次の診断を受けた人。
      高血圧、心臓病、腎臓病
  2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この製品(箱)を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    関係部位 症状
    消化器 食欲不振、胃部不快感

    まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    間 質 性 肺 炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
    偽アルドステロン症、
    ミオパチー
    手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
    肝 機 能 障 害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
  3. 1ヵ月位(からぜきに服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合には服用を中止し、この製品(箱)を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

  4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

一般用漢方製剤・一般用医薬品のよくあるご質問