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※上記画像の構成生薬はイメージです。

胸につかえ感がある方に

ツムラ漢方半夏瀉心湯エキス顆粒(はんげしゃしんとう)

第2類医薬品

包装:10包(5日分)
希望小売価格:1,800円(本体価格)+消費税
JAN:4987138392145

製品情報

効能・効果

体力中等度で、みぞおちがつかえた感じがあり、ときに悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便又は下痢の傾向のあるものの次の諸症:急・慢性胃腸炎、下痢・軟便、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症

症状チェック

  • 胸(みぞおち)につかえ感がある方

  • お腹が鳴り、下痢・軟便がある

  • 口内炎ができた

  • はきけや胸やけなどの胃腸症状がある

処方解説

下痢・軟便、口内炎、胸やけなど胃腸の不調に広く用いられる漢方薬です。お腹がゴロゴロなる方や、胸につかえ感がある方、ストレスを感じたときに症状が悪化する方に適しています。半夏瀉心湯は、腸を温めて下痢・軟便を改善する一方、胃とつながっている食道、口の中まで広範囲の炎症を抑えて胸やけや口内炎などを改善します。処方名にある「瀉心」とは、「みぞおち(心下)のつかえ感を去る」と定義されているほか、「心のわだかまりを取る」という意味ももっており、ストレス性の胃腸症状にも用いられます。

成分・分量

本品2包(3.75g)中、下記の割合の半夏瀉心湯エキス(1/2量)2.25gを含有します。

成分 分量
日局ハンゲ 2.5g
日局オウゴン 1.25g
日局カンキョウ 1.25g
日局カンゾウ 1.25g
日局タイソウ 1.25g
日局ニンジン 1.25g
日局オウレン 0.5g

添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、ショ糖脂肪酸エステルを含有します。

用法・用量

次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1包(1.875g) 2回
7歳以上15歳未満 2/3包
4歳以上7歳未満 1/2包
2歳以上4歳未満 1/3包
2歳未満 服用しないでください

<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

生薬一覧

ハンゲ(半夏)

サトイモ科のカラスビシャクのコルク層を除いた塊茎

オウゴン(黄芩)

シソ科のコガネバナの周皮を除いた根

カンキョウ(乾姜)

ショウガ科のショウガの根茎を湯通し又は蒸したもの

カンゾウ(甘草)

マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの

タイソウ(大棗)

クロウメモドキ科のナツメの果実

ニンジン(人参)

ウコギ科のオタネニンジンの細根を除いた根又はこれを軽く湯通ししたもの

オウレン(黄連)

キンポウゲ科のオウレン又はCoptis teeta Wallichの根をほとんど除いた根茎

お取扱いでのご注意事項

保管および取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。

  2. 小児の手の届かない所に保管してください。

  3. 1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。

  4. 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが効能・効果にはかわりありません。

  5. 使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。

使用上の注意

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    1. 医師の治療を受けている人。
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人。
    3. 高齢者。
    4. 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
    5. 次の症状のある人。
      むくみ
    6. 次の診断を受けた人。
      高血圧、心臓病、腎臓病
  2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    関係部位 症状
    皮 膚 発疹・発赤、かゆみ

    まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    間 質 性 肺 炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
    偽アルドステロン症、
    ミオパチー
    手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
    肝 機 能 障 害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
  3. 1ヵ月位(急性胃腸炎、二日酔、げっぷ、胸やけに服用する場合には5~6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

  4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

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