インタビュー2(営業職・MR)

営業職(MR)(2007年度入社)

ツムラを志望した理由を教えてください。

私は経済学部だったため、最初は銀行や証券会社を中心に就職活動をしていました。でも金融という仕事にまったく興味がわいてこない。あらためて何をやりたいのかを考えたとき、健康や医療にかかわる仕事で人の役に立ちたいと感じました。そしてMRなら文系出身の先輩方も多いと知り、理系の知識がない私でも、医療にかかわれるのではないかと思ったんですね。合同説明会などで複数の製薬会社の話を聞きましたが、漢方薬という強みを持つツムラは企業として魅力的でしたし、MRの採用にも熱心でした。単純に「漢方薬は体に良さそう」と思っていたことも、志望理由の一つです(笑)。

どのような仕事をしていますか。

世田谷区内の病院や診療所100軒以上を担当し、一日10軒程度を営業車で訪問しています。医療関係者に漢方薬の正しい情報をお伝えするのが私たちの役目です。お昼休みなどに医師やスタッフの皆さんを対象とした「漢方の勉強会」を行うこともあります。また、平日の夜や休日に医師向けの「漢方入門セミナー」などを企画し、運営することも仕事のひとつです。

「ツムラのMR」のやりがいとは。

自分が紹介した漢方薬が患者さんのお役に立てた時には、やはりやりがいを感じます。例えば、西洋薬でもなかなか効果のでない過敏性腸症候群の患者さんに、ある漢方薬をご紹介したところ、一ヶ月程で症状の改善がみられ、効果がでてきたとの報告を受け、先生からもとても感謝されたことがあります。もちろんうまくいくケースばかりではありませんが、このような時にはMRをやっていて本当に良かった!と心から思います。私たちMRの活動がきっかけになって漢方薬を処方する医師が増え、ひいては漢方薬で救われる患者さんを一人でも増やすことになればとても嬉しいですね。私自身、入社前は漢方薬を飲んだことがなく、どのような薬なのかもほとんどわかっていませんでした。今はことあるごとに漢方薬を処方してもらって、身をもって素晴らしさを実感しています。

逆に仕事の厳しさを感じることはありますか。

漢方薬を処方する医師が増えることは本当に嬉しいことですが、自分が立てた予定通りにはいかず、ああ訪問できなかった、ということも。時間の使い方を任されているぶん、自分できちんと管理しなければそれを活かせない難しさがありますね。効率的な活動と時間管理は、今後の課題です。 そしてもうひとつ、薬の正確な情報を医師に伝えるために、勉強が欠かせないこと。eラーニングを活用したり、医師向けのセミナーで勉強したりするなど、限られた時間で知識が得られるよう、工夫しています。

MRに向いていないのでは、
と悩んだこともあったそうですね。

MRの仕事の基本は、医師と会って話をすることですが、最初は何を説明すればいいのかわからなくて話が続かず、落ち込みました。ある医師から「きみは押しが弱いね」と言われたことは、今でもはっきりと覚えています。もっと自分から話しかけなくちゃ、と焦るんですが、どうしてもできなくて。ある時、「それなら医師の話を聞くほうに回ろう」と開き直ったら、聞いた話に対して自然に質問が出てくるようになりました。振り返ってみると、必要以上にかまえ過ぎていたんだなぁと。自分なりの営業スタイルを見つけることが大事なんだと思います。

職場の人間関係は良好ですか。

私が所属する東京支店城南営業所は、3営業所と病専部、管理課などが同居する合同オフィスになっています。仕切りがない1フロアに100人くらいがいるので、自分が所属する営業所以外の社員と接する機会も多く、コミュニケーションも取りやすいので、とても勉強になります。女性の先輩もたくさんいるのも心強いですよ。

営業職の中でもMRというと男性のイメージが強いですが、
女性だからこその苦労はありませんか。

今は女性のMRも少しずつ増えていて、ツムラはもちろんのこと、病院で顔を合わせる他社のMRにも女性がたくさんいます。女性だから困るということもありません。出産や子育てで仕事が続けられるのかは気になるところですが、実際に育児休暇の後に、仕事に復帰された女性MRもいますし、今後、制度も更に充実していくのではと期待しています。

文系出身でも大丈夫ですか。

大丈夫ですよ。ツムラは、MRに対する教育体制が充実していて、入社後は半年近く、合宿状態で新入社員研修があります。最初は文系と理系の知識の差は大きいですが、文系でも理解できるように徹底的に指導してもらえるので、文系出身で漢方薬のことをほとんどわかっていなかった私でも、今はMRとして十分仕事をすることができています。

時間に追われる仕事ですが、ストレス解消法を教えてください。

土日は基本休みなのでスケジュールが組みやすく、友達と会ったり買い物するのが楽しみです。また、半期に一度リフレッシュ休暇が取れるので、それを利用して国内外の旅行に出かけています。

MRを目指す学生のみなさんに
アドバイスをお願いします。

MRに大事なのは『素直さ』ではないでしょうか。何でも取り入れようとする素直さ、前向きな姿勢は、医師といい関係を作る上で大いに役立つように思います。そして常に勉強しようという気持ちですね。また、ここ数年、就職活動は本当に厳しくて、私自身もたくさんの会社にエントリーしました。絞り込んだほうがいいという考え方もあるでしょうが、関心のある会社や職種ならとにかくチャレンジして、結果を見て考えるというのも一つの方法です。仕事というのは、社会と関わること。「自分がどうかかわりたいか」をしっかり考えたうえで就職活動をすれば、決してぶれることはない——と確信しています。