研究部門

研究部門の新入社員研修

ツムラで働く上で必要な知識・技術・考え方を身につけるとともに、「すべては患者様のために」の意識を醸成することを目指し、 自ら考え行動する「プロフェッショナルな人財」となる基礎を築きます。

「新入社員総合研修」後、研究職や技術開発職として配属される新入社員は、茨城研究地区で研修を約6カ月行います。研究各部門での「業務実習」、仕事をするにあたっての心構えを学ぶ「講話」、業務に必要な知識・技術を得るための「講義」、「漢方教育」「ビジネスマナー教育」「MR同行研修」などがプログラム化されています。
経験は人を成長させるというテーマのもと、多くのことを学べる内容となっています。

「すべては患者様のために」

研究地区では、安定した品質の漢方薬を供給するために、基礎研究、製剤開発、分析技術、生薬栽培、生産技術の各分野が一体となった研修を行っています。
漢方薬の原料となる生薬が栽培される畑から、漢方薬となって患者様のお手元に届き服用していただくまでの様々な工程で教育・研修が組み込まれています。ツムラの漢方薬がどのように処方されているのかを学び、現代医療における漢方薬の役割を理解していきます。

自ら考え行動する「プロフェッショナルな人財」

今後の業務に必要な知識・技術を修得し実践するのはもちろんのこと、会社方針や各部門方針、各部門の専門性と業務のつながりなどを理解することを通じて、自部門や自分自身に求められる役割を理解していきます。 自ら考え行動し、新しい道を開拓できるプロフェッショナルな人財を育成することを狙いとしています。

教育内容

生産本部方針、GMP、安全運転指導、原価意識、安全衛生、労務管理、防災、健康管理、環境管理、コンプライアンスなど

製造現場実習

製造の仕組みや工程の流れ、作業概要を理解し、担当業務の位置づけや役割を正しく理解すること、製造現場の「安全」「品質」「コスト」に対する意識の高さや、チームワークの重要性を実感してもらうことを目的として、約1カ月間実施します。

配属先での育成

各配属部署でメンター制度により育成を実施しています。

入社から約1年間、新入社員1人につき1人のメンターがつきます。
「新入社員がその職場にうまく適合し、仕事になじみ、一人前の社員として成長することで、組織の発展にも貢献する人となれるように支援すること」が目的です。また、仕事に対する不安や疑問の解消、悩み事の相談、働くことの動機づけなど、メンター以外の職場メンバーも巻き込みながら「職場ぐるみで新入社員の育成を推進する」ことを目指しています。