ツムラCSR -環境への取り組み-

環境マネジメント

省エネ・地球温暖化対策、省資源対策についてテーマと定量的な目標を設定し、ツムラグループで環境保全活動を推進しています。

環境管理体制


※:コーポレート・コミュニケーション室

ISO14001認証取得状況

本社を統括拠点としたマルチサイト認証を取得しています

環境目標

省エネ・地球温暖化対策、省資源対策についてテーマと定量的な目標を設定し、ツムラグループで環境保全活動を推進しています。

中期環境目標(2016~2018年度)の結果

省エネ・地球温暖化対策

造粒包装棟の稼働率向上、高効率設備の導入や運用の見直しを行うなどによりエネルギー低減目標は達成しましたが、1990年度比とした温室効果ガス排出量の削減には1ポイント足りませんでした。

省資源対策

ツムラグループの産業廃棄物の90%近くを占める生薬残さ(漢方製剤のエキス製造過程で抽出した残りカス)を火力発電所の燃料やたい肥原料など価値ある資源とする取り組みを進めることで、廃棄物の排出量削減につながりました。

基礎情報

報告対象組織

 ツムラ単体  日本  本社、支店営業所、静岡工場、茨城工場、研究地区、石岡センター
 グループ会社  日本  株式会社ロジテムツムラ
 株式会社夕張ツムラ
 中国  上海津村製薬有限公司
 深セン津村薬業有限公司
 ラオス  LAO TSUMURA CO.,LTD.

報告対象期間

 2018年4月1日~2019年3月31日  ツムラ単体、国内グループ会社
 2018年1月1日~2018年12月31日  中国、ラオスグループ会社

参考にした主なガイドライン

・環境省「環境報告ガイドライン(2018年版)
・環境省「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver4.4) 」
・環境省「環境会計ガイドライン(2005年版)
・環境省・経済産業省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.2.4)」

第三者検証

2009年度から継続して認証機関による第三者検証を毎年受けています。
検証を行ったデータには★を付記しています。

環境に関する規制遵守の状況

・2018年度は規制当局からの指導、勧告、命令、処分を伴う環境関連法規制などの違反はありませんでした。
・国内外の事業所において環境に関する法規制を遵守しています。

エネルギーや物質の流れ

地球温暖化防止

気候変動によるリスクとツムラの取り組み

気候の変化は、原料生薬の生育条件・収量の変化、生薬価格の高騰、高温多湿化などによる原料生薬や医療用漢方製剤の品質への影響など、 原料生薬栽培から調達までのサプライチェーン全体に影響を与えます。
ツムラグループでは自社管理圃場の拡大、生薬栽培技術の普及といったサプライチェーンを通じた適応の取り組みに加えて、 エネルギー効率の高い技術・設備の導入といった省エネ・省資源対策を実施することで気候変動リスクの緩和に取り組んでいます。

温室効果ガス排出量と原単位

スコープ1、2、3 GHG排出量の推移★(t-CO2)

スコープ区分の内訳

各スコープで把握対象は以下のとおりです。
スコープ3は15のカテゴリのうち把握しているのは2つのみです。今後、把握の拡大を図っていきます。

スコープカテゴリの割合

事業所別 温室効果ガス排出量の推移★(t-CO2)

エネルギー使用量

エネルギー使用量と原単位

種類別エネルギー使用量★ (GJ)

事業所別エネルギー使用量★ (GJ)

水資源の保護

水リスクとツムラの取り組み

水資源の変化は、原料生薬の生育条件・収量の変化、生薬価格の高騰、原料生薬や医療用漢方製剤の品質への影響など、 原料生薬栽培から調達までのサプライチェーン全体に影響を与えます。
また、医療用漢方製剤の製造工程では、大量の水資源を必要とします。国内の生産拠点では、主に地下水を取水していますが、 水資源の変化は、製剤の安定した供給に影響を与えます。
ツムラグループでは漢方バリューチェーンの強化により水資源リスクの緩和を目指しています。

水使用量(取水量)と原単位

排水量(t) ★

水の再利用率

静岡・茨城両工場、上海津村では漢方エキス抽出液の濃縮工程において冷却水を回収し再利用するなど水資源の有効活用に取り組んでいます。

事業所別 取水先別 水使用量(取水量)(t) ★

水質汚濁物質排出量 (t) 

生産拠点では、水質汚濁の防止のために、国内および現地の関連法規制を遵守するだけでなく、厳しい自主基準値を設定し管理を行っています。

廃棄物の削減と再資源化

ツムラの取り組み

廃棄物発生量の増加を抑制するために、リデュースやリユースを積極的に行い、廃棄物絶対量の削減に取り組んでいます。
ツムラグループで発生する産業廃棄物のうちほとんどは、漢方製剤のエキス製造過程で抽出した残りカスである生薬残さです。
生薬残さを廃棄物ではなく有用な資源として取引することで、廃棄物の大幅な削減につながっています。
また排出される廃棄物については、再資源化するなど資源循環の仕組み作りを進めています。
ツムラグループでは、産業廃棄物の100%再資源化をゼロエミッションと定義して取り組みを行っており、これを継続的に達成しています。

廃棄物排出量と原単位

2018年度 産業廃棄物の内訳 ★

事業所別廃棄物総排出量・最終処分量(t)・ 再資源化率 ★

廃棄物総排出量と再資源化率の推移 ★

化学物質管理

ツムラの取り組み

化学物質の使用量の把握、代替化をすすめています。その結果、PRTR制度(化学物質排出移動量届出制度)の対象物質は、アセトニトリルと塩化第二鉄のみとなりました。 アセトニトリルは原料生薬から製品に至るまでの品質試験における溶媒として使用しています。また、塩化第二鉄は排水処理施設で凝集剤として使用しています。

2018年度 PRTR制度届出対象物質の排出量・移動量 (t)

大気汚染防止

ツムラの取り組み

生産拠点では、大気汚染の防止のために、関連法規制を遵守するだけでなく、厳しい自主基準値を設定し、それに基づく管理を行っています。

大気汚染物質排出量 (t)

環境保全のためのコストと得られた効果

ツムラの取り組み

当社は、環境保全への取り組みを効果的に推進していくことを目的として環境会計を導入しています。
環境会計では事業活動における環境保全のためのコストとその活動により得られた効果を、定量的(貨幣単位・物量単位)に測定しています。

環境会計

集計範囲:株式会社ツムラ(単体)
対象期間:2017年4月1日~2018年3月31日
参考ガイドライン:環境省「環境会計ガイドライン(2005年版)」

第三者検証報告書

ツムラグループの環境パフォーマンスデータに関して、算出・集計方法の合理性と正確性について、 独立した立場から意見をいただくため日本化学キューエイ株式会社による第三者検証を受けました。

第三者検証の概要

検証対象
  ① エネルギー使用量(車輌燃料を含む)
  ② 温室効果ガス排出量
    ・HFC等による温室効果ガス排出量を含む
    ・輸送量(トンキロ)に基づく排出量を含む
  ③ 水使用量、排水量
  ④ 廃棄物排出量、再資源化率、有価物

検証事業所
  ・ツムラ:
    茨城工場、静岡工場、石岡センター、研究地区、本社(含、営業拠点)
  ・国内グループ会社:
    株式会社ロジテムツムラ、株式会社夕張ツムラ
  ・海外グループ会社:
    上海津村製薬有限公司、深セン津村薬業有限公司、LAO TSUMURA CO.,LTD

第三者検証報告書