3つの対策

健康なうちから始める
フレイル対策
健康な状態からフレイルを経て、その間何も対策をとらないと、歳とともに健康を維持しづらい状態となります。そのため、健康なうちからフレイル対策をすることも大切です。ポイントは「栄養」「運動」「社会参加」の3つです。

- 朝、昼、晩バランスよく食べる。
- 筋肉をつくる「たんぱく質」と骨の発育に大切な「ビタミンD」を摂る。
- 口の中を清潔に保ち、定期的に歯科を受診する。

- ウォーキングや水泳などの「有酸素運動」。
- 筋力トレーニングのような「レジスタンス運動」。
- 体調や体力に合った運動を継続する。

- 休日は外出をして体のリズムを整える。
- 趣味や習い事などの楽しみをつくる。
- 人とのつながりをもち脳に刺激を与える。

対策のポイント①
栄養- 対策には栄養バランスの取れた食事も重要です。毎日最低でも4品目、できれば7品目以上を、朝、昼、晩の3食規則正しく食べましょう。
- 対策に欠かせない栄養素は、筋肉をつくる「たんぱく質」と骨をつくる「ビタミンD」。たんぱく質とビタミンDが豊富に摂れる食事を心がけましょう。
- 栄養を摂るには、歯と口の健康にも気を配る必要があります。噛んだり、飲み込んだり、話をするなどの口腔機能の衰えは「オーラルフレイル」と言われています。日ごろから口の中を清潔に保ち、定期的に歯科を受診しましょう。

対策のポイント②
運動- 筋肉量の減少や筋力の低下は、フレイルに陥る大きな原因のひとつです。心肺機能を高め、体力、持久力の向上を促すウォーキングや水泳、水中歩行などの「有酸素運動」を行ってください。
- スクワットなど、筋肉に繰り返し負荷をかける筋力トレーニング「レジスタンス運動」は「有酸素運動」と組み合わせると効果的です。

対策のポイント③
社会参加- 「休日は疲れているから家から出ない」という方も多いですが、休日も外出をして体のリズムを整えることが大切です。
- 趣味や習い事など継続して取り組めるものを持つことで、意欲の向上につながります。
- 仕事だけでなく、プライベートでも人とのつながりを持ち、コミュニケーションをすることで脳の刺激になります。
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