インタビュー4(生産技術職)

生産技術職(2010年度入社)

ツムラを志望した理由を教えてください。

私は工学部の中でも農学に近い分野で微生物の研究をしていたため、ごく自然な流れで食品業界を中心に就職活動をしていました。ただ、就職活動を進めながら「食品に近い研究ができるところ」と少し間口を広げてみたときに、漢方薬を扱うツムラが気になり出しました。自分自身も治療で漢方薬を飲んだことがあって、とても身近に感じられたからです。

ツムラではどのような仕事を担当していますか。

生薬の加工工程から漢方製剤の原薬であるエキス粉末の乾燥工程までを担当し、製造原価低減と製品品質の安定化のための新製造技術開発を行っています。
私の担当する業務は、患者さんが安心して飲むことができる薬を提供するための製造設備及び洗浄装置の開発です。漢方製剤の製造工程で使用する装置に残留物が付着する可能性もあり、それを残したままにしておくと出来上がった漢方製剤まで汚染されてしまいます。こうした残留物に対し洗浄液の流量、濃度、温度、時間といったファクターを変更しながら最適な洗浄・殺菌条件を確立し装置へ反映させる、といった仕事になります。

仕事の面白さを教えてください。

いろいろな人とコミュニケーションを取りながら、今あるものをより使いやすいものに変えていくのは本当に楽しい。私が携わった装置によって漢方製剤が造られれば、さらに愛着がわきます。現在、新技術はまだ試験段階なのですが、いずれ生産ラインに組み込まれるのを楽しみにしています。

逆に仕事の厳しさを感じることはありますか。

学生時代は研究する時間を自由に使うことができましたが、会社は決められた期間で結果を出していかなければなりません。コストも考える必要があります。そのためにも、初めにしっかり計画を立て、目標に向かって段階的にこなしていく作業の重要性を痛感しています。

入社後、初めての経験も多かったと思います。
不安を感じることはありませんでしたか。

最初はわからないことだらけでした。しかし、私の部署では先輩がわかりやすい資料を作り、実習をして、頭と体の両方で仕事を覚えられるように工夫してくれました。また、4名ほどのチーム制で仕事をしておりますので、わからないことはすぐに質問できるようなアットホームな雰囲気もあります。また、有給休暇もしっかりとることができるので、大学時代の友人と日帰り旅行に出かけたりして、気分転換できる環境にあります。なので、困ったり、不安を感じたりしたことはないですね。

入社前と入社後で
ツムラに対するイメージは変わりましたか。

就職活動のときに温かい雰囲気を感じましたが、それは入社して2年以上経った今も変わりません。他の会社で苦労している大学の同期生からは、羨ましがられています(笑)。ただ、漢方薬に対する考え方は大きく変わりました。以前は少し古臭いものと考えていましたが、西洋薬とは異なる特徴や効果がある薬として見直されつつある。そんな漢方薬を扱う会社で、安全管理にかかわれることを誇りに思っています。

今後はどのようなことに力を入れていきたいですか。

我々の仕事は製造の川上から川下までたずさわる仕事なので、幅広い知識を習得する必要があります。研究職は毎日が勉強で、一人前になるにはまだまだ。常に新しい技術に目を向けて取り入れていかなければなりません。また、チームのメンバーはもちろんのこと、他の部署の方たちともっと積極的にコミュニケーションをとって、知識や経験を積んでいきたいと思っています。

就職活動をしている学生のみなさんに
メッセージをお願いします。

目標達成に向かって自ら考え、努力するという経験は、どんな仕事に就いたとしても大いに役に立つはずです。なので、就職が厳しい時代で焦る気持ちもあるでしょうが、まず自分自身を見つめ直し、どのような会社でどんなふうに働きたいのか、具体的な目標を持って就職活動をしてほしい。