MR新入社員座談会

2018年度入社の新入社員に(座談会で)お話を聞きました。
就職活動中から現在までの彼らのリアルな声をお届けします。

現在の担当先について、教えてください

Kさん 現在は、鹿児島県の2つの市を担当しております。

Jさん 石川県の2つの市を担当しています。 県内には金沢市などの観光地も多数ありますが、私は地元の方が多く居住されている地域を担当しています。

Hさん 鹿児島県の一部の市と遠方地の離島を数島担当しています。 毎週飛行機に乗り、現地でレンタカーを借りてMR活動をしています。

Rさん 三重県内の1つの市を担当しています。 私の場合は初任地が地元でしたので、小さな頃からよく知っている場所にてMR活動を行っております。

Iさん 神奈川県の1つの市を担当しております。 県内でも有数の観光地がある場所を担当しており、毎日、たくさんの観光客の方がいる中でMR活動をしております。 季節によってはどこへ行くにも渋滞があり、歩いて先生のところに、訪問することもあります。

「新人からエリアの責任者として働くことができます。」

ご自身の就職活動を振り返り、ツムラに決めた理由は何でしたか?

Rさん 私は元々検査技師の資格を取得できる大学に通っていたため、就活当初は、病院を志望していました。 そのため、学業では病院実習などに力を入れていました。(検査技師資格保有)。 就職活動を進める中で、OB訪問にてツムラ社員の方とお話する機会があり、 漢方医学という分野にとても興味を持ちました。 そこから漢方について色々と調べていき、就職活動を漢方薬メーカーに絞りました。 最終的には、前述の社員の方に『ツムラはシェアNo1、医療用漢方製剤の製剤数No1、 そしてなにより高品質であるのが強みだ』と聞き、最終的にはその言葉で入社を決めました。

Hさん 私は就職活動の際、"相手と向き合って話ができる、営業職"を軸に活動しておりました。 様々な営業職を考えましたが、その中で、文系出身のためこれまで関わることのなかった医療業界、 製薬企業の MR という職業を知り、とても魅力を感じて、製薬メーカーを中心に活動をしておりました。 当時、私は部活動に所属していたので、部活動と就職活動の両立で、とても大変な時期もありましたが、 スケジュール管理を徹底して行い企業研究をすることで、内定をいただくことができました。 ツムラに決めた理由としては、いろんな製薬企業の説明会に参加する中で、各企業が注力する疾病、 疾患に対してなかなかイメージがわかなかった中、他企業とは少し異なり、 "今から約1500年以上前にできた漢方薬を現代においても患者さんの治療に役立てている" ツムラのMR に面白さと魅力を感じ入社を決めました。

Jさん 私は就職活動の際、本当に様々な業種をみてきました。 金融やテレビ業界、食品や化粧品業界など。 エントリーした企業は約60社ほどで、大学の講義やアルバイトとの両立はとても大変でしたが、 色々な企業の説明会やインターンに参加し、自分の目で確かめようと思っていました。 特に、自分の性格やなりたい姿になるにはどのような会社に入ったらいいのかということをすごく考えて、 自分の中で納得がいくような会社を見つけようと思い一生懸命取り組んでおりました。 ツムラに決めた理由は、漢方という独自の医療アプローチがあって、社会貢献度がとても高いと感じたところです。 そして漢方医学は西洋医学にとって変われないような特別感を感じたからです。 その中で、一番の決め手となったことは、"人"です。選考中、人事採用担当の方が親身に話しをしてくれ、 面談だけではなく、不安なことはないか?と相談にものってくれました。 会社説明会で言っていた、"人のツムラ"ということはこういうことなのだなと感じて、 私もツムラの一員になりたいと思ったことが決め手でした。

「社員の方の漢方愛を感じ、働くイメージが膨らみました。」

2年半MR活動を行っている中で、大切にしていることは何ですか?

Iさん 一番大事にしていることは、感謝の気持ちです。 先生方に対しても、訪問し、お忙しい中お時間をいただいている、話を聞いていただいていると思い、 常に感謝の気持ちを忘れないということを意識しています。もう1つはスピード感です。 正確な情報を届けることはもちろん大切ですが、先生に質問されたことなどには、 なるべく早く、正確に情報を届けることを大切にしています。

Kさん 先生の話をきちんと聞くということを大切にしています。 配属当初は、MRはPRしたい製品を紹介するという印象が強く、 一方的にこちらが情報提供したい処方を紹介しておりました。 しかし、それではなかなか営業数字に結びつかず、どうしたらよいのかを考えた時に、 先生のニーズを聞き出すということが一番大切であることに気づきました。 それからは、先生に『どのような患者さんがいらっしゃいますか?お困りの症状はなんですか?』と、 まず先生の話を聞き出すことに徹しました。 すると、先生から『今こんな症状で困っている』など、お話をしてくれるようになり、 その積み重ねで信頼関係も築け、現在では、医療のパートナーとして認めてもらえているのではないかと感じております。 その結果、だんだんと計画数字の達成にも繋がってきました。

Hさん 一番は素直さです。 まだ入社が浅いので、漢方薬、西洋薬の知識は乏しいため、 現場で先生からの質問にすぐに答えられないことが多々あります。 しかし、そこで無理に答えようとするのではなく正直に分からないことは先生にお伝えして、 後日回答させていただき、逆に先生に教えてもらうような形で活動しています。 自分に嘘をつかないことをモットーに、医薬品を扱うのでそういったところでは、 素直さをとても大切にしています。

「感謝気持ちを忘れずに先生にお会いしています。」

MR活動において、一番嬉しかったこと、つらかったことは何ですか?

Kさん 漢方があまり好きではない先生がいらして、いつも『漢方なんて効かないだろう』と言われていたことがありました。 しかし、ある日その先生から 『治療をしてもなかなか治らないから漢方薬を使ってみようと思う、 患者さんにあう漢方薬を紹介してくれないか』と言われました。 先生に患者さんの状況を聞き、最適な処方を探して、 処方提案していく中で試しに使っていただいた漢方薬がとてもよく効いて、患者さんの症状が改善した経験をしました。 その時に先生から『たまにはツムラもいいね!』と言ってもらえ、ツムラの漢方薬の効果を実感していただけ、 さらにツムラMRとしての自分の存在意義を改めて実感できたとても嬉しい経験でした。 それから先生も漢方薬を色々と使っていただけるようになりました。

Iさん 嬉しかったことは、先生方から本当に困っている患者さんのことを相談されるようになってきたことです。 さらに提案した処方を先生が患者さんへ処方してくださることが増えてきたことです。 担当した当初はなかなか処方化まで繋がらなかったのですが、何度も訪問を重ねることで、 先生方と信頼関係を構築することができ、処方に繋がっているのかなと感じております。 そして、提案した処方で患者さんの症状が本当によくなったりする経験をこの2年半で何例も経験でき、 患者さんのお役に立てているかなと、日々実感ができとても嬉しいです。 悔しかったこととして、漢方セミナーを開催する中で、自分の準備不足でうまく運営することが出来なかったことです。 しかし、色々と経験する中で、あんまり落ち込みすぎず、反省しつつ次への教訓として受け止めています。

Rさん つらかったこととしては、配属当初、自分の仕事のペースがなかなか作れず、 体調を崩してしまい、肌荒れ等不調が続いてしまったことです。 MRは基本的に1か月⇒1週間⇒1日とスケジュールを自分で組み立て活動を行うため、 最初のうちは、全て頑張って、できることをとにかくやってみようという気持ちが強く、 無理なスケジュールを立ててしまったりしておりました。 今では、自分のペースもでき、また会社としても働き方改革を推進しているということもあり、 とても計画的に業務に取り組めております。

「漢方薬のファンを増やしていきたい。」

入社後ギャップを感じたことはありますか?

Jさん ツムラに対しては、採用のときからとにかく優しいイメージがありましたが、 現場に出て、それ以上に期待を超えたやさしさや支えあい精神を感じています。 とても漢方愛がある社員の方が多いです。

Kさん 最初、ツムラは優しいイメージがありましたが、配属されてみるとやはり営業職なので、 営業数字にはきっちりしている一面も見えてきて少しギャップを感じました。 ただ、ツムラの先輩方は皆さん本当に面倒見がよく、根本のところは優しい方が多いと感じております。

今後挑戦してみたいことは何ですか?

Jさん まずは今のMRの業務をしっかり行っていきたいと思います。 また、日々の活動の中で漢方薬の知識は得られますが、西洋医学についての知識はまだまだだと思いますので、 そこの部分もしっかりと身につけていきたいなと思います。

Hさん 10年以内には、大学を担当してみたいという夢があります。 今はまず、しっかりと訪問し、医師の先生方と関係構築をして、その中で知識をつけていこうという段階ですが、 将来は、学術的な説明を先生にして、漢方を処方してもらえるような、大学担当者になってみたいと思います。 現在、営業所の大学を担当している先輩は何を聞いても、この文献がいいよ!など的確なアドバイスをくれ、 とても頼りになりすごく尊敬しております。 私も一生懸命勉強して、いつか後輩に憧れてもらえるような大学担当者になりたいと思います。

Rさん 現在の担当エリアに、初めて漢方に興味をもってくださった先生がいらっしゃいます。 ツムラMRの仕事は、先生方へどのようにアプローチをしていくかで、 その先生の漢方に対する関心度は変わってくると思います。 それぞれの先生方に合った方法を考えてアプローチをすることで、漢方に興味をもってくださり、 さらには漢方の使い分けができる先生方をもっともっと増やしていきたいと思っています。 もう1つは、病院で何か大きなことを成し遂げたいと思います。 漢方薬を採用していただいたり、先生方の治療の選択肢に入れていただいたりと、 次にこのエリアをもったツムラMRへ何かを残していきたいと思っています。

「先輩と肩を並べられるようになりたい。
考え方・やり方次第で漢方の普及活動は可能性∞無限大」

学生の方へ伝えたいこと・アドバイス

Iさん 社員が皆、とても高い愛社精神、そして強い漢方愛を持っています。 また、優しいだけでなく、個性豊かな社員が多く、とても面白い、魅力ある会社だなと思います。

Jさん 自分が着飾らずに、自分に合う企業を選んでいただきたいです。それがツムラだったら嬉しいです。

Rさん ツムラに入社して一番よかったことは、"漢方医学"という考え方を身に着けられるところだと思います。 自分や家族が体の不調などで困ったときに、漢方薬についての知識はとても役立ち、この知識は一生ものだと思います。

キミの未来はツムラの未来
ツムラの未来は漢方の未来