製品情報
効能・効果
体力中等度で、せきが続き、たんが多くて切れにくいものの次の諸症:たんの多く出るせき、気管支炎
症状チェック
せきと伴にたんが多い
たんは粘り気が強く、色は黄色っぽい
タバコや空気が悪い時などに症状が悪化する
風邪をこじらせた後など、たんを多く伴うせきが続いている
処方解説
成分・分量
本品2包(4.5g)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.0gを含有します。
成分 | 分量 |
---|---|
日局トウキ | 1.5g |
日局バクモンドウ | 1.5g |
日局ブクリョウ | 1.5g |
日局オウゴン | 1.0g |
日局キキョウ | 1.0g |
日局キョウニン | 1.0g |
日局サンシシ | 1.0g |
日局ソウハクヒ | 1.0g |
日局タイソウ | 1.0g |
日局チンピ | 1.0g |
日局テンモンドウ | 1.0g |
日局バイモ | 1.0g |
日局カンゾウ | 0.5g |
日局ゴミシ | 0.5g |
日局ショウキョウ | 0.5g |
チクジョ | 1.0g |
添加物として日局軽質無水ケイ酸、日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物を含有します。
用法・用量
次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
成人(15歳以上) | 1包(2.25g) | 2回 |
7歳以上15歳未満 | 2/3包 | |
4歳以上 7歳未満 | 1/2包 | |
2歳以上 4歳未満 | 1/3包 | |
2歳未満 | 服用しないでください |
<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
【スティック包装】
・1日2回の服用でOK
・携帯に便利
・服用しやすい
※画像はイメージです
生薬一覧
トウキ(当帰)
セリ科のトウキまたはホッカイトウキの根を通例、湯通ししたもの
バクモンドウ(麦門冬)
ユリ科のジャノヒゲの根の膨大部
ブクリョウ(茯苓)
サルノコシカケ科のマツホドの菌核で通例、外層をほとんど除いたもの
オウゴン(黄芩)
シソ科のコガネバナの周皮を除いた根
キキョウ(桔梗)
キキョウ科のキキョウの根
キョウニン(杏仁)
バラ科のホンアンズ、アンズの種子
サンシシ(山梔子)
アカネ科のクチナシの果実
ソウハクヒ(桑白皮)
クワ科(Moraceae)のマグワMorus alba Linnéの根皮
タイソウ(大棗)
クロウメモドキ科のナツメの果実
チンピ(陳皮)
ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮
テンモンドウ(天門冬)
ユリ科(Liliaceae)のクサスギカズラAsparagus cochinchinensis Merrillのコルク化した外層の大部分を除いた根を、湯通し又は蒸したもの
バイモ(貝母)
ユリ科(Liliaceae) のアミガサユリFritillaria verticillata Willdenow var. thunbergii Bakerのりん茎
カンゾウ(甘草)
マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの
ゴミシ(五味子)
マツブサ科のチョウセンゴミシの果実
ショウキョウ(生姜)
ショウガ科のショウガの根茎で、ときに周皮を除いたもの
チクジョ(竹筎)
イネ科(Gramineae)のBambusa textilis McClure、Bambusa pervariabilis McClure、Bambusa beecheyana Munro、Bambusa tuldoides Munro、ハチクPhyllostachys nigra Munro var. henonis Stapf ex Rendle又はマダケ Phyllostachys bambusoides Siebold et Zuccariniの稈の内層
お取扱いでのご注意事項
保管および取扱い上の注意
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直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
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小児の手の届かない所に保管してください。
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1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。
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本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが効能・効果にはかわりありません。
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使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。
使用上の注意
相談すること
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次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦または妊娠していると思われる人。
- 胃腸の弱い人。
- 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
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服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 症状 間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 腸間膜静脈硬化症 長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる。 -
1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
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長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
一般用漢方製剤・一般用医薬品のよくあるご質問
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食前または食間の服用とは食事の何分ぐらい前でしょうか。
漢方製剤は、通常、食前または食間の服用となっています。
食前服用とは食事の30分前、食間服用とは食後2時間以上経ってから次の食事の間とされています。
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1日2回食前となっていますが、いつ飲めば良いですか。
朝・夕や昼・夕の、お食事の前など、飲み忘れの無いようご自身の生活リズムに合わせて服用してください。
1日2回服用の薬を飲み忘れた場合でも、次の服用時間まで6時間程度はあけるようにしてください。
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薬局で購入したOTC漢方製剤(エキス顆粒)を飲んで効果が出ない場合、どのくらい服用を続ければ良いですか。
症状や疾患、漢方製剤にもよりますので、添付文書の「使用上の注意」をご確認ください。
症状が良くならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。