CEOメッセージ

TSUMURA VISION “Cho-WA” 2031で
調和のとれた未来を実現する企業へ

代表取締役社長CEO

加藤照和

目指すべき未来社会は、多様な想像力や創造力を発揮して、人と自然が共生でき、社会を共に創造していく、人間中心の「創造社会」であると提唱されています。医療の分野においても、一人ひとりに合った治療を目指す「個別化医療」が求められています。
漢方医学は、人間が本来もっている「自然に治癒する力」を高め、症状の改善を促し、心と身体を一体として捉えて心身のバランスを整える「個の医学」と言われています。
ツムラグループは、『一人ひとりの、生きるに、活きる。』をパーパスとして制定し、「人生のあらゆるステージに寄り添うことで。自然の叡智を科学することで。一人ひとりのすこやかな日々の力となる。」ことを究極的に成し遂げる『事業の志』としました。
2031年度に向けたグループビジョン『TSUMURA VISION “Cho-WA” 2031』を策定し、2031年度に実現すべき状態は、一人ひとりのライフステージ、症状、遺伝体質、生活環境等に合わせて、漢方薬・中薬をはじめとした製商品・サービスをエビデンスベースで提供することにより、人々のWell-beingに貢献している「Personalized Health Care (PHC)」です。
同時に、自然と共に生き、自然の恵みを「一人ひとりの生きる力」とすることを、未来へつなげていく決意として、サステナビリティビジョン『自然と生きる力を、未来へ。』を掲げ、ターゲット2031を策定し、自然環境保全への取り組みをさらに加速します。ツムラグループは、これからも理念に基づく経営を実践し、事業を通じて社会や人々へ貢献することで、企業価値の向上を目指してまいります。皆さまには、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

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