※端末により実際の製品と色味が異なる場合があります。
※上記画像の構成生薬はイメージです。

体力が落ちてきて肌に潤いがない便秘の方に

ツムラ漢方潤腸湯エキス顆粒(じゅんちょうとう)

第2類医薬品

包装:20包(10日分)
希望小売価格:2,400円(本体価格)+消費税
JAN:4987138390516

製品情報

効能・効果

体力中等度又はやや虚弱で、ときに皮膚乾燥などがあるものの次の症状:便秘

症状チェック

  • 便がスッキリ出ない

  • 便が硬く、コロコロしている

  • 肌に潤いがなく、乾燥している

処方解説

便秘に用いられる漢方薬です。ウサギの糞のようなコロコロした硬い便ですっきり出ない方、年齢とともに肌が乾燥してきたご年配の方に適しています。漢方医学には全身に栄養や熱を運ぶ「血」や、体を潤す「水」という概念があります。「血」「水」が不足すると腸内も乾燥し、便秘になりやすくなります。潤腸湯は「血」「水」を補うことで、乾燥した腸を潤し、便に水分を与えることで、自然に近い排便を促します。

成分・分量

本品2包(3.75g)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.5gを含有します。

成分 分量
日局ジオウ 3.0g
日局トウキ 1.5g
日局オウゴン 1.0g
日局キジツ 1.0g
日局キョウニン 1.0g
日局コウボク 1.0g
日局ダイオウ 1.0g
日局トウニン 1.0g
日局マシニン 1.0g
日局カンゾウ 0.75g

添加物として日局軽質無水ケイ酸、日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物を含有します。

用法・用量

次の量を、食前または食間に水またはお湯で服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1包(1.875g) 2回
7歳以上15歳未満 2/3包
4歳以上 7歳未満 1/2包
2歳以上 4歳未満 1/3包
2歳未満 服用しないでください

注)食間とは「食事と食事の間」のことで、たとえば朝食と昼食の間のこ
とをさします。食事中に服用するということではありません。

<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

生薬一覧

ジオウ(地黄)

ゴマノハグサ科のアカヤジオウ又はRehmannia glutinosa Liboschitzの根(乾ジオウ)又はそれを蒸したもの(熟ジオウ)

トウキ(当帰)

セリ科のトウキまたはホッカイトウキの根を通例、湯通ししたもの

オウゴン(黄芩)

シソ科のコガネバナの周皮を除いた根

キジツ(枳実)

ミカン科のダイダイ又はナツミカンの未熟果実をそのまま又はそれを半分に横切したもの

キョウニン(杏仁)

バラ科のホンアンズ、アンズの種子

コウボク(厚朴)

モクレン科のホウノキの樹皮

ダイオウ(大黄)

タデ科のRheum palmatum Linné、Rheum tanguticum Maximowicz、Rheum of ficinale Baillon、Rheum coreanum Nakai又はそれらの種間雑種の、通例、根茎

トウニン(桃仁)

バラ科のモモ又はPrunus persica Batsch var. davidiana Maximowiczの種子

マシニン(麻子仁)

アサ科(Moraceae)のアサCannabis sativa Linneの果実

カンゾウ(甘草)

マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの

お取扱いでのご注意事項

保管および取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。

  2. 小児の手の届かない所に保管してください。

  3. 1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。

  4. 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが効能・効果にはかわりありません。

  5. 使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。

使用上の注意

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)

  1. 本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください
    他の瀉下薬(下剤)。

  2. 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳をさけてください

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    1. 医師の治療を受けている人。
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人。
    3. 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
    4. 胃腸が弱く下痢しやすい人。
  2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    関係部位 症状
    消化器 食欲不振、胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛

    まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    関節肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
    肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
  3. 服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
    下痢。

  4. 1週間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

一般用漢方製剤・一般用医薬品のよくあるご質問