「八味地黄丸(ハチミジオウガン)」から「桂皮(ケイヒ)」と「附子(ブシ)」を抜いた処方です。体力はあまりなく、疲れやすく、尿量が減ったりあるいは増えたりし、ときに手足がほてり、口が渇いたりする人の、排尿困難や残尿感、頻尿、むくみ、かゆみ、しびれ、夜尿症などに用いられます。六味地黄丸(ロクミジオウガン)ともいいます。
配合生薬
地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)、沢瀉(たくしゃ)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんぴ)
出典:「NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版」 (主婦と生活社)
無断転載・転用を固く禁じます。