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生理・PMSの本音と理解度調査

15歳〜49歳の生理の経験がある6,000人を対象に
「生理・PMSへの本音」を、
15歳〜49歳の男女15,000人を対象に「生理・PMSへの理解度」を調査しました。

生理を経験した人の約7割が、生理痛やPMSの症状が辛くても我慢をしている
Q

生理痛やPMSで辛くてもいつも通りにする

いつも通りにする 72.6% 生理を経験した人(n=6,000)
  • 頻繁にある

    31.0%
  • 時々ある

    41.6%
  • ほとんどない

    16.9%
  • まったくない

    10.5%
Q

生理痛やPMSの症状で辛いときに、周囲に伝えるか

伝えない 49.8% 生理を経験した人(n=6,000)
  • 伝えている

    14.2%
  • たまに伝えている

    36.0%
  • ほとんど伝えることはない

    26.6%
  • 伝えることはない

    23.3%
Q

生理痛やPMSの症状で辛いとき、周囲に伝えない理由(複数回答)

辛くても周囲に伝えない人(n=2,989)

(%)

40

30

20

10

0

  • 27.9%

  • 26.5%

  • 22.7%

  • 20.6%

  • 19.8%

  • 16.5%

  • 16.0%

  • 10.1%

  • 症状や、その辛さを、表現しにくい
    (言葉で表すのが難しい)から

  • 相手に分かってもらえないと思うから

  • 当たり前、我慢するものと
    自分自身が思っているから

  • 生理痛やPMSについては、
    人に言うべきではないと思っているから

  • 周りも我慢しているものだと思うから

  • 当たり前、我慢するものと
    言われそうだから

  • 恥ずかしいから

  • やる気がないなどと、誤解されそうだから

約6割が生理痛やPMSの症状による辛さを理解してもらえない経験
Q

生理痛やPMSの症状を理解してもらえず辛い経験をした

辛い経験 61.9% 生理を経験した人(n=6,000)
  • 頻繁にある

    9.4%
  • 時々ある

    26.4%
  • まれにある

    26.1%
  • ない

    38.1%
生理痛やPMSによる症状は、全身の「倦怠感」から気持ち的な「イライラ」まで個人差が大きい
Q

生理前や生理中に感じる症状(複数回答)

生理を経験した人(n=6,000)

(%)

80

70

60

50

40

30

20

10

0

  • 71.3%

  • 55.8%

  • 55.6%

  • 45.9%

  • 44.4%

  • 39.1%

  • 34.0%

  • 33.5%

  • 31.4%

  • 29.9%

  • 26.5%

  • 22.7%

  • 22.1%

  • 腹痛

  • 腰痛

  • イライラ感

  • 頭痛

  • 眠気

  • 肌荒れ、吹き出物

  • 胸の張り

  • 憂うつ

  • 胃もたれ、便秘、
    下痢など消化器症状

  • 不安感

  • 貧血

  • 手足のむくみ

  • 体重増加

Q

生理痛やPMSによる症状の感じ方
(複数回答)

生理を経験した人(n=6,000)

(%)

60

50

40

30

20

10

0

  • 38.8%

  • 16.7%

  • 14.1%

  • 13.5%

  • 9.7%

  • 7.9%

  • 5.6%

  • 1.5%

  • 1.1%

  • 33.8%

  • 23.9%

  • 6.1%

  • 5.1%

  • 3.5%

  • 44.4%

  • 40.6%

  • 16.9%

  • 10.0%

  • 7.4%

  • 7.1%

  • 6.3%

  • 1.2%

  • 59.5%

  • 22.8%

  • 12.9%

  • 0.9%

  • 56.1%

  • 26.8%

  • 25.0%

  • 22.8%

  • 16.3%

  • 14.8%

  • 1.4%

  • 9.2%

  • ちょっとしたことで
    イライラ

  • 理由もなく
    悲しくなる

  • 頭の中が、もやもや

  • ちょっとしたことで
    ドカーンと怒りがこみ上げる

  • ちょっとしたことでも
    涙が出る

  • 胸がざわざわする

  • その他

  • 該当するものはない

  • 倦怠感、だるい

  • 瞼が重い感じに眠い

  • 体が地面に
    引っ張られているように重い

  • その他

  • ズーンと重い感じ

  • ギューっと
    絞られている感じ

  • ズキズキ

  • チクチク

  • キリキリ

  • 引き裂かれている
    ような感じ

  • ドクドク

  • その他

  • ズドーン

  • ズキズキ

  • チクチク

  • ゴリゴリ

  • その他

  • ズキズキ

  • ボーっとする感じ

  • ガンガン

  • 頭を
    締め付けられる感じ

  • ドクドク

  • ズドーン

  • チクチク

  • ピクピク

  • その他

頭痛 腰痛 腹痛 全身 気持ち
感じる痛みを言葉で表現してもらうと様々な回答が

お腹周りの痛み

  • お腹にフォークをグサグサ刺されている感じ (埼玉県・10代)

  • お腹に常に1トンくらいの重りがついている感じ (島根県・10代)

  • トンカチなど鈍器で叩かれるような腹痛 (広島県・20代)

  • 貧血で立っている時にフラフラする。お腹を継続的に殴られているような痛みがある (神奈川県・20代)

  • お腹にハリセンボンが居る感じ(栃木県・20代)

  • お腹周りをだるま落としみたいにずっと叩かれている(岡山県・30代)

  • お腹の中で地味にずっと太鼓を鳴らされている(東京都・40代)

  • お腹に水風船を設置された様な感じで、パンパンになり、便秘にもなって息苦しく感じる事がある(大阪府・40代)

精神的な苦痛

  • 生理の症状が出る期間は自分が自分じゃないような気がします。上から圧がかかってるみたいに気持ちも体も重たい(愛知県・10代)

  • 寝ても寝ても眠い(福島県・10代)

  • 精神的にも不安定になって、些細なことで泣きそうになったり病みそうになる(北海道・20代)

  • 得体のしれない何かにずっと苛立ち、すぐに自己嫌悪に陥る(長崎県・30代)

  • 人生がとことん嫌になって気持ちが落ち込む、世界の終わりのような気持ちになる(福岡県・30代)

  • 孤独感(千葉県・30代)

  • 頭の中がぐちゃぐちゃ(山口県・40代)

腰や子宮周りの痛み

  • 小学生が腰に捕まっている感じ(神奈川県・20代)

  • すごく重たい石をお腹に押し付けられ、腰が砕け散っている感じ(埼玉県・20代)

  • 腰にハンマーで殴られて動けないような痛み。腹はミキサーにミンチにされるようなズキズキ感(千葉県・30代)

  • お腹の痛みは子宮をギューっと握り潰されてる感覚。腰痛は金槌でガンガン殴られてる感覚(青森県・30代)

頭痛

  • 頭を誰かにグーパンチされている感じ(滋賀県・40代)

  • 孫悟空の輪っかのように頭を絞られてる感覚(愛知県・40代)

学校で教わる「生理」、自分で情報収集する「PMS」男性の約7割は「PMS」について学んだ経験がない
Q

生理について学んだ経験の有無と学んだ場所

  • 学んでいない

    23.8%
  • 学んだ経験あり

    76.2%

全体(n=15,000)

(%)

80

70

60

50

40

30

20

10

0

  • 小学校での教育

  • 中学校での教育

  • 高校での教育

  • webSN
    自分で情報収集した

  • 家族との会話

  • 友人との会話

  • パートナーや夫婦での会話

  • 大学・大学院・
    専門学校等での教育

  • 職場教育

  • 祖父母や親せきとの会話

  • その他

  • 覚えていないが
    学んだ経験はある

  • 生理やについて
    学んだことはない

45.1% 32.3% 14.7% 13.1% 10.9% 9.4% 8.9% 3.9% 1.9% 1.7% 0.7% 7.0% 23.8%
  • 女性

  • 男性

  • 全体

  • Q

    PMSについて学んだ経験の有無と学んだ場所

    • 学んでいない

      52.7%
    • 学んだ経験あり

      47.3%

    全体(n=15,000)

    (%)

    80

    70

    60

    50

    40

    30

    20

    10

    0

    • webSN
      自分で情報収集した

    • 友人との会話

    • 中学校での教育

    • 小学校での教育

    • 高校での教育

    • パートナーや夫婦での会話

    • 家族との会話

    • 大学・大学院・
      専門学校等での教育

    • 職場教育

    • 祖父母や親せきとの会話

    • その他

    • 覚えていないが
      学んだ経験はある

    • 生理やについて
      学んだことはない

    20.5% 7.1% 6.5% 5.6% 5.0% 4.4% 4.1% 3.3% 1.7% 1.0% 1.1% 7.5% 52.7%
  • 女性

  • 男性

  • 全体

  • 生理やPMSについて「正しく知る」ことが、我慢をなくす第一歩につながる。
    Q

    知識を得てよかったこと

    • 辛そうな人が身近にいた際、気にかけられる
      30.7%
    • 辛そうな人に優しく接しようと思うようになった
      26.0%
    • 症状を感じた際、無理に我慢せず、自分の体を気遣えるようになる
      22.8%
    • 自分の症状に対して、適切に対処できる
      18.4%
    • 辛そうな人が身近にいた際、声をかけられる
      16.1%
    • 辛そうな人への対処法がわかった
      13.5%
    生理やPMSに関して、男性も女性もほぼ同じイメージで捉えている
    Q

    生理やPMSについて対話する機会がない

    0

    全体
    (n=15,000)

    女性
    (n=7,385)

    男性
    (n=7,615)

    • 0

      20

      40

      60

      80

      100

    Q

    生理やPMSについて話題にすることはタブーではないと思う

    0

    全体
    (n=15,000)

    女性
    (n=7,385)

    男性
    (n=7,615)

    • 0

      20

      40

      60

      80

      100

    婦人科医・丸山 綾先生による解説

    今回の調査結果について、霞が関ビル診療所婦人科の丸山綾先生に解説していただきました。

    詳しく読む

    • 今回の調査では月経痛やPMSに対してさまざまな痛みの表現が寄せられ、 感じ方は人それぞれで全く違っています。 痛みの感じ方は個人差があり、他人と比較することはできません。 ですから、痛みをわかってもらえないから我慢する、と考えるよりも、大切なのは「ご自身でできる選択をしてみる」こと。 例えば、医療機関を受診するなど、症状を緩和させることを考え行動することも、ひとつの選択肢だと思います。 自分の今の痛み、月経痛やPMSにどう対処するか、ご自身の身体について向き合ってみる(考えてみる)ことも大事です。 婦人科医には、あなたの痛みを緩和し改善するためのノウハウがあります。

    • 婦人科を受診するというと、若い方にはハードルが高いと感じる方もいらっしゃるようですが、 先に申し上げたように「痛みは個人差が大きい」ものですから、どの程度の痛みなら受診するという目安はありません。 「自分の状態がどうなのかわからないので知りたい」という場合でも、気軽に受診してください。 ただし、「日常生活に支障がある」、「以前より症状が重く辛い」、「月経痛で動けないほど痛い」方は、ぜひ一度、受診をおすすめします。 子宮内膜症や子宮筋腫などの器質的疾患の有無を検査しましょう。 これらを放置しておくと、症状の悪化だけでなく、不妊や将来的にがんの原因となることもあるからです。 また、どのような症状でも、今より改善する可能性があることを知っておいてください。 例えば、「座っていれば、仕事や勉強・家事は何とかこなせる」という方は、低用量ピルや漢方薬などを服用することで「座っていなくても、通常どおりに仕事や勉強・家事がこなせる」ことが期待できます。 またPMSのイライラ感は、薬を使用しなくても、白砂糖系のスイーツや辛い物などの刺激物を避けることで緩和が期待できるなど、自分でできる生活上の“養生のコツ”も色々あります。 「このくらいなら我慢できる」ではなく、「月経前後でも月経以外の時期と同じように生活できる」ようなハッピーな生活を目指しましょう。

    • 今回の調査では、月経痛やPMSを「我慢するもの」と捉える人がいる一方、月経やPMSの話題は「タブーではない」と考える人も半数以上いました。 確かに20年前と比べると、月経痛に対して鎮痛剤以外の月経困難症治療薬(低用量ピル等)が出てきたり、 そもそも病気として認識されていなかった月経前の不快な症状が、PMSという病気として認められ、徐々に一般にも知られるようになってきています。 当院でも、ご自身でPMSを疑って受診される方は増えましたし、また中高生の娘さんを連れてきたり、相談されるお母さま方が増えている印象があります。 月経時の症状を無視せず、それらが治療対象の病気であることを理解していることの現れだと思います。 月経痛やPMSの理解度を見ると高いとは言えませんが、今はインターネットなどで多くの情報を得ることができます。 月経痛やPMSという女性特有の病態が、以前よりは認識されつつあります。 しかし、まだその理解は不十分で、当事者にとってはもちろん、社会全体への正しい知識とさらなる理解が必要です。 そして月経痛やPMSにについて少しでも気になることがあれば、症状の強弱に関わらず、「ひとりで我慢したり悩んだりせず、医療機関に相談する選択肢もある」ということを知っていただけたらと思います。

    婦人科医

    丸山綾 先生

    Dr. Aya Maruyama

    「霞が関ビル診療所」 婦人科医 1999年、日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院(現日本大学病院)、 丸の内クリニックなどを経て、現職。専門は産婦人科一般、漢方診療。 医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本東洋医学会漢方専門医。
    ●霞が関ビル診療所 東京都千代田区霞が関3-2-5
    https://kasumigaseki.kenkoigaku.or.jp/