生理に伴う
さまざまな不調

不正性器出血

「不正性器出血」とは、月経の時期以外に子宮や腟からの出血があることをいいます。茶色っぽい血液が少量つく、鮮血が出る、おりものに血が混じるなど量や色はさまざまです。少量でも1か月以上続く場合には病気が見つかることもあるので、自己判断で放置しないことが大切です。

原因

原因はいろいろ。ホルモンバランスの乱れや排卵期の月経的な出血であれば心配ありませんが、感染症による炎症や子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープや卵巣の病気、子宮頸がんや子宮体がんが関わることもあります。

対処法(病院での治療)

検査で原因を調べ、その結果に応じて治療が行われます。妊娠ではなく大きな病気がない場合は、女性ホルモンのバランスを整える薬 や止血剤で出血をおさえたりすることも。貧血があるときは鉄剤で治療されます。また、体質や症状によっては、その人にあった漢方薬が用いられます。

低用量または中等量エストロゲン・プロゲスチン配合薬、LNG-IUS

漢方治療の考え方

漢方医学では不正出血は気(き)つまりエネルギーの不足や血の流れの異常によって起こると考えます。休養してエネルギーを補い、体を温め、軽い運動で流れを整えるケアがすすめられます。体質に応じて気や血の流れを整える漢方薬が用いられます。

生活習慣でできること

ホルモンバランスはストレスの影響を受けやすいもの。リラックスできる時間を積極的に持ちましょう。十分な睡眠とバランスのよい食事を意識しましょう。20歳を過ぎたら年1回の婦人科検診を習慣にし、月経に関するつらい症状があれば我慢せず早めに治療を開始して月経にふりまわされない元気な生活をおくりましょう。

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監修医師

梶本 めぐみ 先生

関西医科大学総合医療センター産婦人科/漢方専門外来

産婦人科専門医と漢方専門医の知識を活かして、西洋医学と東洋医学それぞれの良いところをひきだす治療をめざしている。

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