麻杏甘石湯

まきょうかんせきとう

強い咳が出たときに使われる

古くから気管支炎や気管支ぜんそくに用いられてきた薬です。
体力が中程度よりあり、汗をよくかく、口の渇きがあるといった症状が処方の目安とされます。
4つの生薬が入っていて、気管支のけいれんを緩和し、効果を高めます。大人だけでなく、子どものぜんそくや気管支炎、かぜなどにも使われます。痔の痛みを和らげるときに用いられることもあります。

配合生薬

麻黄(まおう)杏仁(きょうにん)甘草(かんぞう)石膏(せっこう)

出典:「NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版」 (主婦と生活社)
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