「小柴胡湯」は、体力が中くらいで、肋骨の下あたりが張って苦しく(胸脇苦満(きょうきょうくまん))、口の中の不快感などがある人の食欲不振、吐き気、倦怠感に用いる薬とされています。 具体的には、かぜがこじれて長引いたとき、胃腸虚弱、食欲不振、疲労感などに広く用いられています。
配合生薬
柴胡(さいこ) 、 半夏(はんげ) 、 黄芩(おうごん) 、 大棗(たいそう) 、 人参(にんじん) 、 甘草(かんぞう) 、 生姜(しょうきょう)
出典:「NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版」 (主婦と生活社)
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