2020.01.01
養生のすすめ
薬膳
いつもの食材でまいにち薬膳 第1回 一人暮らしの簡単薬膳「参鶏湯(サムゲタン)風ぞうすい」
薬膳はその日の体調や季節などに見合った食材で作られ、体調を整えていくものとして知られています。4回シリーズの薬膳特集でお迎えするのは、料理家の齋藤菜々子さん。身近な食材のみを使った作りやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案されています。
体を温める「参鶏湯(サムゲタン)風ぞうすい
しょうが、にんにく、長ねぎなど、血行を良くして体を温める食材をたっぷり使った「参鶏湯風ぞうすい」のポイントを齋藤菜々子先生が動画で解説しています。
「参鶏湯風ぞうすい」の作り方
ポイント
- サラダチキンは手でさくことで、味なじみが良くなります。
- 長ねぎ、しょうが、にんにくを先にレンジで加熱しておくと、余計な辛味がなく食べやすい味に仕上がります。
- クコの実や松の実を一緒に加えると、より本格的な仕上がりに!
参鶏湯風ぞうすい(1人分 調理時間10分)
材料
- 長ねぎ 20cm
- サラダチキン(プレーン味) 1/2個
- しょうが(すりおろし) 小さじ1
- にんにく(すりおろし) 少々
- ごはん 小1杯分
- (A)鶏がらスープの素 小さじ1/2 / 水 150ml
- 塩 ふたつまみ
- ごま油 小さじ1/2
- 粗挽き黒こしょう 適量
- 松の実、クコの実 各大さじ1/2(お好みで)
レシピ
- 長ねぎは5cm分をトッピング用に小口切りにし、残りはみじん切りにする。
- サラダチキンは手で食べやすい大きさにさく。
- 耐熱のボウルにみじん切りにした長ねぎ、しょうが、にんにく、水を入れて混ぜ、ラップをかけずに600Wのレンジで1分加熱する。
- 3に(A)とサラダチキン、塩を加えてさっと混ぜ、ふんわりラップをかけて600Wのレンジで2分加熱する。
- 4に温かいごはん、松の実、クコの実を加えて混ぜ、ラップをかけて600Wのレンジで1分加熱する。
- 器に盛り、ごま油をかけて、トッピング用の長ねぎをのせ、粗挽き黒こしょうをふる。
料理家 齋藤菜々子さん プロフィール
料理家・国際中医薬膳師
料理家のアシスタントの傍ら、日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得し、独立。
「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
Instagram:@nanako.yakuzen