製品情報
効能・効果
体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの次の諸症:食欲不振、はきけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状
症状チェック
かぜをこじらせた
胃腸が弱って口の中に苦味を感じたり、舌が白くなっている
食欲がわかない
はきけがする
処方解説
かぜを発症してから5日程度経過した、いわゆるこじらせたときに用いられる漢方薬です。食欲がないなどの胃腸症状を伴うことが多く、特に口に苦みを感じる方に適しています。かぜをこじらせてしまった場合、ウイルスが起こした炎症を抑える働きと、消耗した体の機能を回復させる働きの両方が必要になります。小柴胡湯は、炎症を抑えるとともに、胃腸機能を整え、微熱や吐き気を伴うこじらせたかぜを改善します。2歳以上のお子さまから服用できます。眠くなる成分は入っていません。
成分・分量
本品2包(3.75g)中、下記の割合の小柴胡湯エキス(1/2量)2.25gを含有します。
成分 | 分量 |
---|---|
日局サイコ | 3.5g |
日局ハンゲ | 2.5g |
日局オウゴン | 1.5g |
日局タイソウ | 1.5g |
日局ニンジン | 1.5g |
日局カンゾウ | 1.0g |
日局ショウキョウ | 0.5g |
添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、ショ糖脂肪酸エステルを含有します。
用法・用量
次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
成人(15歳以上) | 1包(1.875g) | 2回 |
7歳以上15歳未満 | 2/3包 | |
4歳以上 7歳未満 | 1/2包 | |
2歳以上 4歳未満 | 1/3包 | |
2歳未満 | 服用しないでください |
<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
【スティック包装】
・1日2回の服用でOK
・携帯に便利
・服用しやすい
※画像はイメージです
生薬一覧
サイコ(柴胡)
セリ科のミシマサイコの根
ハンゲ(半夏)
サトイモ科のカラスビシャクのコルク層を除いた塊茎
オウゴン(黄芩)
シソ科のコガネバナの周皮を除いた根
タイソウ(大棗)
クロウメモドキ科のナツメの果実
ニンジン(人参)
ウコギ科のオタネニンジンの細根を除いた根又はこれを軽く湯通ししたもの
カンゾウ(甘草)
マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの
ショウキョウ(生姜)
ショウガ科のショウガの根茎で、ときに周皮を除いたもの
お取扱いでのご注意事項
保管および取扱い上の注意
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直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
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小児の手の届かない所に保管してください。
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1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。
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本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが効能・効果にはかわりありません。
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使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。
使用上の注意
相談すること
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次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦または妊娠していると思われる人。
- 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
- 高齢者。
- 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
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次の症状のある人。
むくみ -
次の診断を受けた人。
肝臓病、高血圧、心臓病、腎臓病 - インターフェロン製剤で治療を受けている人。
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服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
関係部位 症状 皮 膚 発疹・発赤、かゆみ そ の 他 頻尿、排尿痛、血尿、残尿感 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 症状 間 質 性 肺 炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 偽アルドステロン症、
ミオパチー手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 肝 機 能 障 害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 -
1ヵ月位(かぜの後期の諸症状に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
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長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
一般用漢方製剤・一般用医薬品のよくあるご質問
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食前または食間の服用とは食事の何分ぐらい前でしょうか。
漢方製剤は、通常、食前または食間の服用となっています。
食前服用とは食事の30分前、食間服用とは食後2時間以上経ってから次の食事の間とされています。
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1日2回食前となっていますが、いつ飲めば良いですか。
朝・夕や昼・夕の、お食事の前など、飲み忘れの無いようご自身の生活リズムに合わせて服用してください。
1日2回服用の薬を飲み忘れた場合でも、次の服用時間まで6時間程度はあけるようにしてください。
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薬局で購入したOTC漢方製剤(エキス顆粒)を飲んで効果が出ない場合、どのくらい服用を続ければ良いですか。
症状や疾患、漢方製剤にもよりますので、添付文書の「使用上の注意」をご確認ください。
症状が良くならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。