製品情報
効能・効果
血の道症、冷え症、手足のしびれ、月経不順、こしけ、動悸、息切れ、めまい、のぼせ、頭痛、腰痛、肩こり、むくみ、血色不良、便秘、月経痛
(※)血の道症とは、
月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
症状チェック
生理前にイライラしたり、不安になったりする
いつも生理痛に悩まされる
生理周期が乱れやすい
処方解説
ホルモンバランスの乱れにより起こる生理周期に伴う諸症状に用いられるお薬です。鎮痛効果や鎮静作用などのある17種類の生薬を配合しています。生理前のイライラや不安感、生理痛の他、生理周期の乱れや生理に伴う頭痛や肩こり、腰痛、冷え、のぼせ、めまいなどの不快な症状を改善します。生薬の香りが気にならず、飲みやすい糖衣錠です。
成分・分量
本品8錠中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1000mgを含有します。
成分 | 分量 |
---|---|
日局シャクヤク | 1.60g |
日局トウキ | 1.60g |
日局ケイヒ | 1.12g |
日局エンゴサク | 0.80g |
日局センキュウ | 0.80g |
日局ボタンピ | 0.80g |
日局ブクリョウ | 0.64g |
日局ソウジュツ | 0.48g |
日局ジオウ | 0.40g |
日局トウヒ | 0.40g |
日局カンゾウ | 0.32g |
日局コウブシ | 0.32g |
日局トウニン | 0.32g |
日局オウレン | 0.16g |
日局ショウキョウ | 0.08g |
日局チョウジ | 0.08g |
日局ニンジン | 0.08g |
添加物として日局アラビアゴム末、日局カルナウバロウ、日局軽質無水ケイ酸、日局ステアリン酸、日局ステアリン酸マグネシウム、日局ゼラチン、日局タルク、日局沈降炭酸カルシウム、日局白糖、日局ヒドロキシプロピルセルロース、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートを含有します。
用法・用量
次の量を、空腹時または就寝時に水またはお湯で服用してください。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
成人(15歳以上) | 4錠 | 2回 |
15歳未満 | 服用しないでください |
生薬一覧

シャクヤク(芍薬)
ボタン科のシャクヤクの根

トウキ(当帰)
セリ科のトウキまたはホッカイトウキの根を通例、湯通ししたもの

ケイヒ(桂皮)
クスノキ科のCinnamomum cassia Blumeの樹皮または周皮の一部を除いたもの

エンゴサク(延胡索)
ケシ科のCorydalis turtschaninovii Besser forma yanhusuo Y.H.Chou et C.C.Hsuの塊茎を通例、湯通ししたもの

センキュウ(川芎)
セリ科のセンキュウの根茎を、通例、湯通ししたもの

ボタンピ(牡丹皮)
ボタン科のボタンの根皮

ブクリョウ(茯苓)
サルノコシカケ科のマツホドの菌核で通例、外層をほとんど除いたもの

ソウジュツ(蒼朮)
キク科のホソバオケラまたはシナオケラの根茎

ジオウ(地黄)
ゴマノハグサ科のアカヤジオウ又はRehmannia glutinosa Liboschitzの根(乾ジオウ)又はそれを蒸したもの(熟ジオウ)

カンゾウ(甘草)
マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの

コウブシ(香附子)
カヤツリグサ科のハマスゲの根茎

トウニン(桃仁)
バラ科のモモ又はPrunus persica Batsch var. davidiana Maximowiczの種子

オウレン(黄連)
キンポウゲ科のオウレン又はCoptis teeta Wallichの根をほとんど除いた根茎

ショウキョウ(生姜)
ショウガ科のショウガの根茎で、ときに周皮を除いたもの

チョウジ(丁子)
フトモモ科のチョウジのつぼみ

ニンジン(人参)
ウコギ科のオタネニンジンの細根を除いた根又はこれを軽く湯通ししたもの
お取扱いでのご注意事項
保管および取扱い上の注意
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直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
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小児の手の届かない所に保管してください。
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本剤をぬれた手で扱わないでください。ぬれた手で扱うと、糖衣にムラができたり、変色することがあります。
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ビンの中の詰め物は、輸送中に錠剤が破損することを防止するために入れてありますので、キャップを開けた後はすててください。
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ビンのキャップのしめ方が不十分な場合、湿気等の影響で薬が変質することがありますので、服用のつどキャップをよくしめてください。
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誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないでください。
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使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。
使用上の注意
相談すること
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次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
- 医師の治療を受けている人。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
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服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ 消 化 器 吐き気、食欲不振 -
しばらく服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
一般用漢方製剤・一般用医薬品のよくあるご質問
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食前または食間の服用とは食事の何分ぐらい前でしょうか。
漢方製剤は、通常、食前または食間の服用となっています。
食前服用とは食事の30分前、食間服用とは食後2時間以上経ってから次の食事の間とされています。
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1日2回食前となっていますが、いつ飲めば良いですか。
朝・夕や昼・夕の、お食事の前など、飲み忘れの無いようご自身の生活リズムに合わせて服用してください。
1日2回服用の薬を飲み忘れた場合でも、次の服用時間まで6時間程度はあけるようにしてください。
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薬局で購入したOTC漢方製剤(エキス顆粒)を飲んで効果が出ない場合、どのくらい服用を続ければ良いですか。
症状や疾患、漢方製剤にもよりますので、添付文書の「使用上の注意」をご確認ください。
症状が良くならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。