※端末により実際の製品と色味が異なる場合があります。
※上記画像の構成生薬はイメージです。

冷えて関節が痛む方に

ツムラ漢方桂枝加朮附湯エキス顆粒(けいしかじゅつぶとう)

第2類医薬品

包装:20包(10日分)
希望小売価格:2,400円(本体価格)+消費税
JAN:4987138390189

製品情報

効能・効果

体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの次の諸症:関節痛、神経痛

症状チェック

  • (寒い日や冷房で)冷えると関節痛や神経痛が悪化する

  • お風呂に入ると痛みが楽になる

処方解説

冷えるとひざなどの関節が痛むときに用いられる漢方薬です。もともと冷えが強い方や、お風呂に入ると症状が楽になるような方に適しています。漢方医学には生命エネルギーを意味する「気」という概念があります。その「気」が体内をめぐることで体を温めますが、「気」がめぐっていないと、熱を運ぶ「血」や、体を潤す働きのある「水」のめぐりも悪くなり、体が冷えやすくなります。その結果、朝に手足がこわばり、関節が痛むといった症状が起こります。桂枝加朮附湯は、「気」をめぐらせ、「血」「水」のめぐりも改善することで、体を温め関節の痛みをやわらげる処方です。

成分・分量

本品2包(3.75g)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.875gを含有します。

成分 分量
日局ケイヒ 2.0g
日局シャクヤク 2.0g
日局ソウジュツ 2.0g
日局タイソウ 2.0g
日局カンゾウ 1.0g
日局ショウキョウ 0.5g
日局ブシ末 0.25g

添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物を含有します。

用法・用量

次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1包(1.875g) 2回
7歳以上15歳未満 2/3包
4歳以上 7歳未満 1/2包
2歳以上 4歳未満 1/3包
2歳未満 服用しないでください

<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

生薬一覧

ケイヒ(桂皮)

クスノキ科のCinnamomum cassia Blumeの樹皮または周皮の一部を除いたもの

シャクヤク(芍薬)

ボタン科のシャクヤクの根

ソウジュツ(蒼朮)

キク科のホソバオケラまたはシナオケラの根茎

タイソウ(大棗)

クロウメモドキ科のナツメの果実

カンゾウ(甘草)

マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの

ショウキョウ(生姜)

ショウガ科のショウガの根茎で、ときに周皮を除いたもの

ブシ(附子)

キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を加工したもの

お取扱いでのご注意事項

保管および取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。

  2. 小児の手の届かない所に保管してください。

  3. 1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。

  4. 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが効能・効果にはかわりありません。

  5. 使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。

使用上の注意

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    1. 医師の治療を受けている人。
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人。
    3. のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人。
    4. 高齢者。
    5. 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
    6. 次の症状のある人。
      むくみ
    7. 次の診断を受けた人。
      高血圧、心臓病、腎臓病
  2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    関係部位 症状
    皮 膚 発疹・発赤、かゆみ
    そ の 他※ 動悸、のぼせ、ほてり、口唇・舌のしびれ

    まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    偽アルドステロン症、
    ミオパチー
    手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
  3. 1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

  4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

一般用漢方製剤・一般用医薬品のよくあるご質問