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※上記画像の構成生薬はイメージです。

のどの諸症状に

カンポアズマ(かんぽあずま)

第2類医薬品

包装:2.5g×8包(4日分)
希望小売価格:1,200円(本体価格)+消費税
JAN:4987138481290

製品情報

効能・効果

咽喉炎、気管支炎、気管支喘息

症状チェック

  • のどに痛みや違和感がある

  • たんは少なく、せきが多くでる

  • 日ごろからストレスを感じやすい

処方解説

カンポ(漢方)+アズマ(asthma:ぜんそく)を商品名としており、のどの痛みや違和感、せきを伴う気管支炎・気管支ぜんそくに用いられる生薬製剤です。ストレスなどで症状が悪化する方に適しています。漢方医学では、肺や気管支の機能を調節している「肺」の働きが低下すると、肺や気管支に熱がこもって乾燥し、痰(たん)が切れず、激しいせきが起こると考えます。また、ストレスなどが原因で、体内をめぐる生命のエネルギーである「気」が滞ると、のどがつかえた感じがすることがあります。カンポアズマは、「肺」の熱を冷ますと共に、「気」をめぐらせることで、のどの痛みや違和感を伴う気管支炎を改善します。

成分・分量

本品2包(5.0g)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.5gを含有します。

成分 分量
日局ハンゲ 6.0g
日局ブクリョウ 5.0g
日局マオウ 4.0g
日局コウボク 3.0g
日局チンピ 3.0g
日局カンゾウ 2.0g
日局キョウニン 2.0g
日局サイコ 2.0g
日局ショウキョウ 2.0g
日局ソヨウ 2.0g

添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物を含有します。

用法・用量

次の量を、食前に水またはお湯で服用してください。

年齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1包(2.5g) 2回
15歳未満 服用しないでください

この医薬品は、薬剤師、登録販売者に相談の上、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。

生薬一覧

ハンゲ(半夏)

サトイモ科のカラスビシャクのコルク層を除いた塊茎

ブクリョウ(茯苓)

サルノコシカケ科のマツホドの菌核で通例、外層をほとんど除いたもの

マオウ(麻黄)

マオウ科のEphedra sinica Stapf、Ephedra intermedia Schrenk et C.A. Meyer又はEphedra equisetina Bungeの地上茎

コウボク(厚朴)

モクレン科のホウノキの樹皮

チンピ(陳皮)

ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮

カンゾウ(甘草)

マメ科のGlycyrrhiza uralensis Fischer又はGlycyrrhiza glabra Linnéの根及びストロン、ときには周皮を除いたもの

キョウニン(杏仁)

バラ科のホンアンズ、アンズの種子

サイコ(柴胡)

セリ科のミシマサイコの根

ショウキョウ(生姜)

ショウガ科のショウガの根茎で、ときに周皮を除いたもの

ソヨウ(蘇葉)

シソ科のシソの葉及び枝先

お取扱いでのご注意事項

保管および取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。

  2. 小児の手の届かない所に保管してください。

  3. 本剤は生薬(薬用の草根木皮等)を用いた製品ですので、製品により多少顆粒の色調等が異なることがありますが効能・効果にはかわりありません。

  4. 使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。

使用上の注意

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    1. 医師の治療を受けている人。
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人。
    3. 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
    4. 胃腸の弱い人。
    5. 発汗傾向の著しい人。
    6. 高齢者。
    7. 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
    8. 次の症状のある人。
      むくみ、排尿困難
    9. 次の診断を受けた人。
      高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
  2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

    関係部位 症状
    皮 膚 発疹・発赤、かゆみ
    消 化 器 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感

    まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    偽アルドステロン症、
    ミオパチー
    手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
  3. 1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

  4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

一般用漢方製剤・一般用医薬品のよくあるご質問