気候変動対策

気候変動に対する認識

自然の恵みである生薬を原料として取り扱うツムラグループが持続的に成長するためには、自然環境の変化や危機に最も敏感であるべきと考えています。事業の根幹を成す豊かな自然環境を未来へつなげていくために、とりわけ気候変動と水リスクへの対応を重視しています。これらのリスクを低減すべく、カーボンニュートラルに向けた施策を推し進めるとともに、生薬栽培や生産技術分野における新技術の開発に注力しています。

目標と進捗結果

項目 進捗
(2022年度実績)
対象 2030年度目標
(基準年:2020年度)
 温室効果ガス排出量  基準年度比:12.9%増加
(Scope1,2)
50%削減
2050年度までに実質ゼロ
項目 進捗
(2022年度実績)
対象 2022年度~2024年度目標
(基準年:前年度比)
エネルギー使用量原単位* 前年度比:4.8%削減 1%削減

◎・・・ツムラグループ全体
* エネルギー使用量原単位=エネルギー使用量(GJ)/医薬品エキス顆粒生産量(t)

主な取り組み

2023年度はオフサイトPPAの導入や、各拠点での太陽光発電の順次導入に加え、新たに建設中の静岡工場の排水処理施設で水力発電の仕組みを取り入れるなど、目標達成への道筋を付けました。

  • 静岡工場のソーラーパネル
  • 茨城工場のソーラーカーポート

環境パフォーマンスデータ

TCFD提言に基づく情報開示への考え方

自然の恵みである生薬を原料として取り扱う当社グループが持続的に成長するためには、自然環境の変化や危機に最も敏感であるべきと考えています。カーボンニュートラルの実現に向けて温室効果ガス排出量の削減に取り組むとともに、気温や降水量の変化等、気候変動リスクに対応していく必要があります。

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