ツムラってどんな会社

経営理念

  • 自然と健康を科学する

    ツムラグループは、創業の精神とこの先の未来を見据え、
    究極的に成し遂げる事業の志である
    パーパス「一人ひとりの、生きるに、活きる。」を掲げ、
    多様な社会を創り、一人ひとりが輝く未来の実現に向けて、
    天然物由来の医薬品・製商品の価値を広げる
    事業改革に取り組んでいます。

  • 津村 重舎

  • ツムラグループは、創業の精神とこの先の未来を見据え、 究極的に成し遂げる事業の志である
    パーパス「一人ひとりの、生きるに、活きる。」を掲げ、 多様な社会を創り、一人ひとりが輝く未来の実現に向けて、 天然物由来の医薬品・製商品の価値を広げる 事業改革に取り組んでいます。

パーパス

  • 一人ひとりの、生きるに、活きる。

    人生のあらゆるステージに寄り添うことで。
    自然の叡智を科学することで。
    一人ひとりのすこやかな日々の力となる​​​。

数字で見るツムラ

  • 創業

    130

    1893年4月10日創業

  • 医療用漢方製剤市場国内シェア

    83.2%

    • Copyright © 2023 IQVIA.JPM2023年3月MATをもとに自社分析 無断転載禁止
  • 売上高

    1,400億円

    2023年3月末時点

  • 連結従業員数

    4,032

    2023年3月末時点

漢方とツムラの可能性

7つの強み

処方医師が拡大する漢方

漢方薬を処方している医師のうち、10処方以上処方する医師の割合は年々増え続け、2023年には30%を超えました。当社は、2025年に50%「2人に1人の医師が医療用漢方製剤を10処方以上処方する」という目標を掲げ、活動しています。
また、産婦人科系と精神科系においては、90%※を超える医師が漢方薬を処方しています。

  • 16 %

    2021年
    (3月末時点)

  • 26 %

    2022年
    (3月末時点)

  • 32 %

    2023年
    (3月末時点)

  • 40 %
    以上

    2024年

  • 50 %
    以上へ

    2025年

  • 当社調べ

大学医学部で
広がる漢方教育

漢方医学の確立のため、全国82の大学医学部・医科大学における漢方医学教育の実施に向け、医学生への漢方医学教育の支援や臨床研修指定病院における研修医への漢方勉強会の支援、医療従事者への各種漢方セミナーやプロモーション活動を体系化して取り組んでいます
その結果、2019年度には82の大学医学部・医科大学で漢方教育が実施されるようになり、79の大学に漢方外来が設置されています。大学での漢方医学教育は着実に定着しています。※

大学医学部で広がる漢方教育の割合
  • 当社調べ

エビデンスによる
有用性証明

  • 漢方製剤が治療選択肢の一つとして地位を確立するためには、西洋医学のフィールドで漢方製剤の有効性や安全性を証明する必要があり、業界全体で基礎・臨床研究やエビデンスの構築に取り組んできました。
    エビデンス集積の成果として、診療ガイドラインの収載数は、この10年間で2倍以上に増加しています。

  • 2013年から2022年までの漢方製剤の診療ガイドライン掲載数の推移
    • 出典:東洋医学会 EBM委員会 http://www.jsom.or.jp/medical/ebm/index.html
    • 出典:日本漢方生薬製剤協会 漢方製剤の記載を含む診療ガイドライン https://www.nikkankyo.org/serv/serv2.htm

3領域で注目されている
漢方

医療ニーズが高い3領域「高齢者関連領域」「がん領域(支持療法)」「女性関連領域」において、新薬治療が苦渋している疾患、治療満足度が低い疾患で、医療用漢方製剤が特異的に効果を発揮する疾患に絞り、漢方ソリューションの提供を行っています。
また、高齢化社会の加速や女性就業者数の増加などの社会的な背景により、疾病構造の変化も起こっているため、これらの領域には、さらなる注目が予想されます。

e-プロモーションの
積極的活用

2019年度からe-プロモーションを強化し、オウンドメディアでの「動画配信」や「漢方バーチャルMR」「オンラインMR面談」「Web講演会」等、情報提供手段の充実を図り、多様な方法で医療従事者にアプローチしています。その結果、医師の情報認知件数は、2021年度には前年度から2倍に増え、2022年度には477万件に達しました。

2020年から2022年までのディテールインパクト件数
  • 出典:インテージヘルスケア調査「Impact Track」

参入障壁が高い
医療用漢方製剤

当社グループの事業は、生薬などの植物を中心とした自然の恵みを活かしたビジネスであり、原料生薬の栽培・調達から品質管理、研究開発、製造販売に至るまで長いサプライチェーンを特徴としています。当社が長い年月をかけて構築した独自の漢方バリューチェーンは、参入障壁ともなり競争力の源泉になっています。
天然物である生薬は、産地や栽培環境、加工・保管状態などによって、含有成分にばらつきがあります。
しかし、「臨床上の再現性」がなければ医薬品として成立せず、この再現性を担保しているのが、生薬の安定した品質と、製剤プロセスで漢方製剤を均質に作る技術・ノウハウです。

原料生薬栽培から販売まで、全ての工程を高レベルで達成しているツムラの漢方製剤
  • 同一条件で製造された製品または一群をロット(LOT)といい、製品を生産するときの最小単位の情報のことを生産ロット(LOT)情報という

巨大な中国市場の可能性

中国政府が掲げる「健康中国2030」では、現代医学と中国医学の双方を重視し、中薬生産の規範化、規模化を推進することが発表されています。当社グループは、漢方事業で磨いてきた安全性・有効性・均質性に関する技術やノウハウを活用することで、中薬業界の発展に貢献できると考えています。また、それを実行するために、当社グループの「品質・技術・経験」と、中国平安保険グループが保有する「顧客基盤、医療オンラインプラットフォーム」をかけ合わせ、中国市場において、信頼される中薬企業を目指しています。

日本と中国における飲片と中成薬の割合比較
  • 中国国家統計局、日漢協、IQVIAから当社作成 
  • 日本の漢方薬にはOTCを含む 
  • 1人民元=19.5円(2022年12月末現在)で換算

関連ページ

IR情報IR information