INTERVIEW #17

誰かに寄り添いたい
誰かの役に立ちたい
なら、ツムラがいい。

誰かに寄り添いたい
誰かの役に立ちたい
なら、ツムラがいい。

Profile

人事部 人財育成センター(人財育成グループ)
人文社会科学部卒

  • # 本社管理系
  • # 2012年入社

入社理由

就職活動では業界にこだわらず、さまざまな会社を受けていました。ただ今振り返ると、地元の銀行や百貨店、ホテルなど「人に関わる仕事」という点は共通していたかもしれません。自然と「人の役に立てる仕事」に惹かれていたのだと思います。そんな中で東日本大震災が起こりました。私は宮城県の出身で、3月11日のあの時は、全てがめちゃくちゃになるような体験をしました。オンライン面談がない時代ですから、交通機関が止まると就職活動ができず、「今の時点でご縁があった会社に入ろう」と心を決めました。
幸いツムラは、被災する直前にエントリーしていた第一志望の会社でした。会社説明会の時も、面接時も、とにかく「人」が素敵だなという印象があって、さらに「漢方薬は症状を取り除くという考え方で、人に寄り添うことができる製品」で、自分の価値観も近いと感じていました。無事に内定をいただけたときは本当に嬉しかったです。

現在の仕事内容

MR職を経て、以前から興味のあった人財育成センターに異動し、今は新卒から入社3年目までの若手の研修を担当しています。MRから人事への異動はほとんど転職といっていいほど仕事の内容ががらりと変わりました。人財育成センターと聞いたとき、研修などの社員と関わる「場」をイメージしていたのですが、そういう場に至るまでの企画や資料の準備、他部署との調整といった業務がメインで「地道な仕事こそ大切にしなければならない」と配属されて気がつきました。
嬉しい瞬間は、携わった社員の成長を実感できた時ですね。4月にはまだまだ学生の雰囲気をまとっていた社員が、1年経つ頃には立派な社会人の雰囲気に変貌していたり、「どうしよう…」と不安そうにしていた社員が職場で活躍していると耳にしたり。1年目、2年目、3年目と経過を追って成長を見守れることがこの仕事の一番の醍醐味です。

仕事で意識していること

メインで担当しているのは2週間の「新入社員研修」です。長期経営ビジョン「TSUMURA VISION “Cho-WA”2031」をもとに「会社のビジョンに基づいた人財育成」について考え始めて、「2週間の研修でどう変化してほしいか?」や「どんなプログラムが必要か?」と、順番に組み立てていきます。チームの仲間や上長から助言をもらいながらなんとか実施することができました。企画の自由度が高い分、本当に難しかったですね。振り返ると「もっとこうすればよかった」と思う点がたくさんあるので、反省を生かしてまた次回頑張りたいです。
若手社員と1対1の面談を行うこともあるのですが、自分が若手の頃につまずいた経験、失敗した経験が生かされていると感じます。しかし、すべての職種の特有の悩みに対応できているわけではないので、もっと理解を深めて、広い視野を持って一人ひとりに寄り添っていきたいですね。

次なる挑戦

引き続き入社1年目から3年目の成長に貢献したいです。ツムラにはさまざまな仕事があり、タイミング的にも3年目は他の仕事に興味が湧いてくる時期だと思っています。皆さんの適正を見ながら、より成長できるキャリア形成に伴走したいですね。若手の皆さんをサポートすることで、「こういうキャリアケースもあるんだ」「こういう人をもっと採用したい」というモデルが見つかり、会社にも貢献できるのではないかなと思います。
入社後はMRとして「医療関係者」を対象にお仕事をして、今は人事として「社内の人」を対象にお仕事をしています。いずれは、「一般消費者の皆様」に向けたお仕事にも挑戦できたら嬉しいです。入社から10年が経ち、ツムラは私にとって当たり前に日常の中に存在する、かけがえのないパートナーのような存在です。これからも変わらず「人に寄り添う」という軸を強みに、ツムラとともに歩んでいきます。