MR

医療用漢方製剤の品質や有効性、安全性などの情報を医療機関に提供する他、副作用に関する情報収集などの業務に従事します。

業務内容

MR(Medical Representatives:医療情報担当者)が所属する医薬営業本部では、「患者さまがどの医療機関・診療科においても、一人ひとりに合った漢方治療を受けられる医療現場の実現」を目指し活動しており、当社の国内事業の中核を担っています。当社が扱う医療用医薬品は、医薬品代理店を通じて、各医療機関に届けられます。MRの主な業務としては、医師や薬剤師などの医療関係者と面談または電子ツールなどを用いた情報交流を通じて、医薬品の品質や有効性、安全性等に関する情報の収集や提供、伝達する業務に加え、医師や訪問看護師など、多職種間における「薬」に関するあらゆるコミュニケーションをコーディネートする業務などが挙げられます。
また地域内での医薬品に関する情報格差を最小限にし、適正使用を推進することも重要な業務の一つです。医療従事者からは、「MRからの情報や医療用漢方製剤が患者さまの治療に役立った」とのお言葉をいただくことや、手紙やメール、電話で患者さまから感謝のお言葉直接いただくこともあります。そうした際に「働きがい」を実感し、業務を遂行する上で私たちの励みにつながっています。

1日のスケジュール

  • 09:00

    代理店訪問(医薬品卸会社)

    クリニック、病院にどのような患者さまが来院されているか他社MRとの情報交換(新規開業情報、クリニック面会方法の確認など)を行うほか、製剤の流通状況や企画の進捗の確認、得意先の情報交換などを行います。

  • 10:30

    営業所での内勤

    日報作成や精算作業、得意先へ提供する資材の準備、要望のあった文献収集などを行います。
    また、メールの返信やアポイントの取得、製品リーフレットや講演会案内などの紹介資材の選定なども行います。

  • 12:00

    病院・クリニック訪問

    担当しているクリニックや薬局、病院など訪問し、先生や患者さまのニーズに合わせた情報提供を行います。病院やクリニックのスタッフを含めた勉強会を実施する場合もあります。

  • 13:30

    昼食

  • 14:30

    病院訪問

    先生と説明会の打ち合わせを行い、どのような疾患の患者さまが多いのか、先生がどのような患者さまの病態で困っているのか等、聞き取りを行います。

  • 17:00

    病院・クリニック訪問

    病院内の漢方薬処方医について聞き取りを行うほか、説明会や講演会など提案します。基本的には各病院、クリニックの面会可能時間を元に計画したスケジュールで動きますが、面会の待ち時間などによって臨機応変に訪問場所や時間を変更します。

  • 17:45

    退社

部門責任者からのメッセージ

求めるスキルについて

MRは、患者さまの健康に貢献することを心から願う「高い倫理観」が最も大切です。また、患者さまのために戦略的かつ粘り強く行動する実行力が重要です。MRに求められるスキルは、医師などの医療従事者の感情やニーズをくみ取り、適切にコミュニケーションを図る「対人スキル」に加え、医学や薬剤に関する高度な知識、業界知識などの「専門スキル」が挙げられます。必須資格としては、普通自動車免許(AT 限定可)で、その他「MOS」「ITパスポート」などの資格の取得を推奨しています。

キャリアプランについて

MRとしてのキャリアプランは例として、MR→課長→営業所長→支店長・本社部門長→医薬営業本部長といったキャリアが想定されます。支店長や本社部門長には45歳前後で就任できるよう、計画しています。また、本人の適性や能力により本社でマーケティングに関わる部門や人事部など、幅広いキャリアを積むことも可能です。今後の将来像としては、地域に密着し医師や薬剤師だけではなく、多職種間の「養生」「未病」「治療」に関する製品・サービスに関するコミュニケーションをコーディネートしていくMR。また、専門領域においてビデオ会議システムを活用し、医療従事者の診療上の「困りごと」に対応していくMR。そして大学病院などの基幹病院をハイブリッドで情報の収集・伝達をおこなうMRなど、特性に応じた働き方が想定されます。

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