研究開発

研究開発方針

当社の研究活動では、漢方製剤が標準治療の手段として選択される機会を増やすため、有効性・安全性を示すエビデンスを集積し、診療ガイドラインへの収載数の拡大や推奨度の向上に力を入れています。
また、PHCについては個別化医療に向けて、PDSについては未病に向けての研究活動を推進しています。

大建中湯の米国開発進捗

米国の患者様の治療に役立つことをビジョンとし、日本における漢方・生薬事業を通じて培った技術・ノウハウと、日本国内の育薬研究による基礎・臨床の最新データを連携させる体制を整え、米国開発に取り組んでいます。
対象領域を術後イレウス(POI)に集約し、大建中湯の米国における医薬品としての承認取得・上市を目指しています。POIは、腹腔鏡手術やロボット手術が広く普及している米国においても、高い医療ニーズがあり、大建中湯はその治療薬として有望であるとの評価が得られています。現在は、後期第Ⅱ相臨床試験を実施しています。

ヒト由来試料・情報等利用研究に関する情報公開

ツムラでは、ヒト由来試料や情報を利用して研究を行っております。研究の実施にあたっては、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」又は「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(以下、倫理指針といたします)および 「個人情報の保護に関する法律」(以下、法律といたします)を遵守しております。
研究にヒト由来試料・情報を用いる場合は、指針や法律に従って、 研究対象者の皆様から適切に同意を取得することを原則としておりますが、 同意の手続きを行うことが困難な場合がございます。このような場合は、倫理指針や法律に則り、これらのヒト由来試料・情報を研究に使用することを公開しております。これらの情報につきましては、下記のリンクよりご覧いただけます。
なお、ツムラでは研究対象者の方々が特定できないように、匿名化されたヒト試料・情報を入手し研究に用いておりますので、研究利用の中止をご希望される場合は医療機関へご相談ください。

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