CEOメッセージ

TSUMURA VISION "Cho-WA" 2031で
調和のとれた未来を実現する企業へ

代表取締役社長 CEO

加藤照和

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。2022年度は新型コロナウイルス感染症のオミクロン株流行及び夏場の猛暑等の季節的要因に伴う漢方薬の需要急増、急激な為替変動、エネルギー価格の高騰をはじめとしたインフレの加速など、予想が困難な事象が起こり、事業環境の変化が大きい1年でした。

ツムラグループは、長期経営ビジョン「TSUMURA VISION "Cho-WA"2031」の実現に向け、2022年度より「"Cho-WA"(調和)のとれた未来実現への基盤構築」をテーマとする第1期中期経営計画を策定し、国内事業ではe-プロモーションを活用したハイブリッド型情報提供活動を推進、中国事業では中成薬事業参入の基盤となるM&Aを実行しました。さらには、漢方バリューチェーン改革のためAI・ロボットの技術に強みを有する企業との資本業務提携等、将来の成長につながる取り組みを行いました。

ツムラグループのパーパスは、「一人ひとりの、生きるに、活きる。」です。創業者は、女性の医療アクセスが難しい明治の時代に、和漢婦人薬「中将湯」により、家庭の中心的存在である女性の健康に寄り添うことで、家族の健康を支え、心豊かな活力ある社会を創造する「社会公益の一端となる事業」を目指しました。この創業の原点と未来を結び、社会的使命として究極的に成し遂げる事業の志をパーパスとして掲げ、事業を通じて持続可能な社会に貢献し、企業価値の向上に努めてまいります。

引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

関連ページ

IR情報IR information