社会・地域の皆さまとともに
土佐ツムラの森
高知県は、日本国内における主要な生薬産地の一つであり、越知町で生薬を栽培している農事組合法人ヒューマンライフ土佐は30年来のお付き合いとなります。ツムラは、2008年に生薬栽培地の自然環境の保全と地域振興を目的として、高知県、越知町、ヒューマンライフ土佐との4者間で協定を結び、協定森林を「土佐ツムラの森」と名付けて活動を行っています。森林整備を通じた温暖化対策では、2008年から計1442t-CO2の吸収に貢献しました。ツムラの事業は、薬用植物を育む豊かな自然環境と生薬を生産する方々との協働によって成り立っています。これからも土佐ツムラの森を通じて、自然環境も保全と地域振興に貢献していきます。
交流活動
地元の越知中学校では「総合的な学習の時間」において、越知町の産業や自然を学ぶ活動を行っています。土佐ツムラの森では、ヒューマンライフ土佐の方々や、ツムラが行う出前授業、森で自生している身近な薬草探し、生薬原料となる薬用植物の収穫・加工体験など体系的な学びに貢献しています、土佐ツムラの森で学んだ生徒は、2008年から1000人を超えました。これからも持続可能な社会づくりの担い手を育む教育に土佐ツムラの森を通じて貢献していきます。
2023年度の越知中学校交流事業
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ツムラ出前授業(1年生)
越知町の産業や自然環境の豊かさを学ぶ -
薬草収穫体験(1年生・3年生)
土佐ツムラの森に自生している薬草を見つけることで森の豊かさを学ぶ -
ミシマサイコ収穫体験(1年生)
生薬の原料となる薬用植物「ミシマサイコ」の収穫と加工体験 -
ツムラ交流発表会(1年生)
「土佐ツムラの森」で学んだ学習の成果を発表
2023年3月には、高知県庁において当該事業の第6期16年目に向けた更新・調印式をおこなうとともに、 高知県立牧野植物園に対し、株式会社モンベル様の協力を得て、屋外活動用のユニフォームを350着寄付いたしました。