中国伝統医学伝来

中国から医療制度や医学を積極的に導入

日本の古墳時代から793年までは、大陸の医学を積極的に導入、模倣した時代であった。仏教など他の大陸文化と同様、6世紀までには朝鮮半島を経由して日本に中国医学が伝来したと考えられている。5世紀、新羅医師、金武が允恭天皇を治療したことや、6世紀に智聡が医薬書をもたらした記録が残されている。7世紀には、遣隋使、遣唐使が派遣され、中国から直接導入されるようになった。

飛鳥時代 701

朝廷は典薬寮を設け、中国医学を導入。(大宝律令)

奈良時代 710〜

参考画像:
【ニンジン】【ゴシキリュウシ】【ヤカツ】【ケイシン】【オンジ】【ダイオウ】
『正倉院薬物(昭和30 年12 月13 日発行、編修者:朝比奈泰彦)』より
正倉院宝物

【諸病源候論】【千金方】【外台秘要方】 ツムラ漢方記念館 所蔵

当時の文献